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Dr. Masaki HAYASHI

林 正樹 (工学博士) 

准教授 (Universitetslektor)
Uppsala University, Campus Gotland, Sweden

技術参与
アストロデザイン株式会社




コンタクト

Department of Game Design, Faculty of Arts
Uppsala University, Campus Gotland
CRAMERGATAN 3, 62157, Visby, Sweden
E-mail: hayasim77@gmail.com
(2012年9月より上記スウェーデン在住です)

経歴 

氏名 林 正樹(はやしまさき)
生年月日 1959年1月16日  男
学歴 1981年    東京工業大学工学部電気電子工学科卒業
1981年    同大学大学院理工学研究科修士課程電気電子工学専攻入学
1983年    同大学大学院理工学研究科修士課程電気電子工学専攻修士課程修了
学位 工学博士(東京工業大学 1999年9月)
職歴 1983年    NHK入局、大阪放送局技術現業部勤務
1986年    NHK放送技術研究所画像研究部配属
1998年    同研究所 マルチメディアサービス 主任研究員
2000年    東京工業大学大学院 情報理工学研究科 客員助教授(兼任)
2003年    同大学客員助教授任期終了
2006年    NHK退職
2006年    セガサミーメディア(株)取締役兼C3研究室室長
2008年    (株)インターネット総合研究所 上席研究員
2011年    アストロデザイン(株) 技術参与(現在)
2012年    Associate professor, Department of Game Design, Faculty of Arts,
Uppsala University, Campus Gotland(現在)

 →略歴


現在の仕事

■ 教育 

ウプサラ大学にて学生を指導。担当授業は、"Visualization with 3D Computer Graphics", "C++ Game Programming", "Clean Code"(英語) 。加えて、ゲームデザイン学科卒業論文のSupervisorおよびExaminorを担当。

■ 研究 

(1) バーチャルミュージアムの研究

(2) T2V (Text-To-Vision) の研究

以上、T2Vの、商用開発についてはプログマインドT2Vを、研究用途についてはTVMLサイトをご覧ください。


これまでの研究

■バーチャルスタジオ関連

NHK放送技術研究所配属後、カメラワーク連動映像合成技術「バーチャルスタジオ」の研究に携わり、1992年、坂井滋和氏(現早稲田大教授)と共に、世界初のリアルタイム3Dコンピュータグラフィクスによるバーチャルスタジオの開発に成功、「ナノスペース」、「人体2〜脳と心」、「生命」などNHKスペシャルなどの番組制作に使用された。その後、システムの実用化、および次世代バーチャルスタジオの研究において中心的役割を果たし、現在ではバーチャルスタジオは映像制作で常用される技術に成長している。

■TVML関連 

1996年に番組記述言語TVMLを発案し、仕様策定、プロトタイプソフト開発をすべて独力で行い、1996年夏に学会発表を行い内外に認知された。1997年初頭より、複数の企業、大学からなるTVML共同研究開発チームを結成し、以後4年間チームのリーダーとして活動を行った。

TVML研究開発チームでは、TVML正式仕様の策定、再生ソフト「TVMLプレイヤー」の実用化、オーサリングツールの開発などの一連の開発業務を 行った。これと平行し、学会発表、雑誌記事執筆、海外を含む展示会でのデモ、TVMLコンテストの開催、ホームページの立ち上げ、といった普及活動を数多 く行い、TVMLの認知度の向上に努めた。この一環として、NHKとして初めてのフリーウェアソフト配布を1998年より行った。

以上の開発、普及活動と平行して、1998年より、TVMLをベースとした新しい研究テーマとして「自動番組制作」「メディア変換」「インタラクティブ TV」などを立ち上げ、研究を推進した。2000年より東京工業大学客員助教授を兼任し、「テレビ番組のマンガ自動変換」「バーチャルアクターのジェス チャー自動生成」「ユーザーカスタマイズテレビ」などTVMLを用いた斬新な研究テーマを設定し、学生と共に推進した(林研究室)。

■TV4U関連  

2000年にTVMLをベースとした、新しいテレビシステムとしてTV4Uを 提案し、研究を推進した。ユーザーがカスタマイズでき、さらにテレビと自在に対話できる斬新なアイデアで、内外の注目を集めた。本研究はその後、「誰でもが番組を制作・公開し、誰でもが見られるテレビ」という、これまでに例を見ないコンセプトに行き着く。現行のテレビ放送とはまったく異なる発想で、イン ターネット上に展開する新しいテレビシステムとして内外にアピールし、技術系企業はもとより、IT企業、アート関係者などからも高い評価を受けた。なお、本研究が現在のT2Vの研究へと連なっている。


主な研究業績

■査読つき学会誌
1. Shigeru Shimoda, Masaki Hayashi and Yasuali Kanatsugu: "New Chroma-key Imaging Technique with Hi-Vision Background",IEEE Transactions on Broadcasting, Vol.35, No.4, pp.357-361, (1989)
2. 林:「画面合成用デフォーカス装置」、テレビ学会誌,Vol.44, No.9, pp.1285-1291, (1990)
3. 林、中村、福井:「パノラマ画像を使った仮想カメラシステム」、テレビ学会誌, Vol.49, No.10, pp.1315 - 1322, (1995)
4. M. Hayashi, K. Enami, H. Noguchi, K. Fukui, N. Yagi, S. Inoue, M. Shibata, Y. Yamanouchi, Y. Itoh: "Desktop Virtual Studio System", IEEE Transactions on Broadcasting, Vol.42, No.3, pp.278-284, (1996)
5. 林、福井、伊藤、八木:「超広範囲のカメラワークを実現する仮想カメラシステム」、テレビ学会誌, Vol.50, No.10, pp.1549 - 1557, (1996)
6. Masaki Hayashi: "Image Compositing Based on Virtual Cameras", IEEE Multimedia, Vol. 5, No.1, pp.36-48, (1998)
7. 道家,林,牧野:「TVMLを用いた番組情報からのニュース番組自動生成」映像情報メディア学会誌No.7,pp.1097-1103,(2000)
8. 長谷川、林:「TVML台本からのマンガ自動生成に関する研究」芸術科学会論文誌Vol.1, No.1, (2002)
9. 山内、三ツ峰、深谷、河北、井上、林:「実空間ベース仮想スタジオ〜実セットと仮想セットのシームレスな合成〜」、映像情報メディア学会誌、 Vol.57、No.6、pp.739-744、(2003)
10. 山内、三ツ峰、深谷、林:「CADデータを用いた高品質テクスチャの取得」、映像情報メディア学会誌、Vol.59、No.3、pp.448-454、 (2005)
11. 浜口 道家 林 八木:「演出スタイルシートを用いたブログ版テレビ番組制作・公開・視聴システム」 通信学会論文誌D Vol.J89-D No.10 pp.2194-2205 (2006.10)
12. 道家 浜口 林 八木:「映像コンテンツ視聴時にCG出演者と直接対話できるシームレスインタラクションの提案」 通信学会論文誌D Vol.J89-D No.10 pp.2206-2218 (2006.10)
13. M. Hayashi, S. Inoue, M. Douke, N. Hamaguchi, H. Kaneko, S. Bachelder, M. Nakajima: "T2V: New Technology of Converting Text to CG Animation", ITE Transactions on Media Technology and Applications, Vol.2, No.1, pp.74-82 (2014)
14. M. Hayashi, S. Bachelder, M. Nakajima: "Virtual Museum Equipped with Automatic Video Content Generator ", ITE Transactions on Media Technology and Applications (2015) (掲載待ち)
■受賞
1. 「シンセビジョン」開発・実用化グループ(連名):「シンセビジョンの開発と実用化」、第16回放送文化基金賞、放送文化基金 (1990)
2. M. Hayashi, NHK Science and Technical Research Laboratories: "Synthevision", International New Technology Award, Production91, Montreal Canada (1991)
3. 林正樹、中村一二、福井一夫:「パノラマ画像を用いた仮想カメラシステム」、第22回画像工学コンファレンス優秀ポスタ賞、画像工学コンファレンス (1991)
4. 林正樹:「パノラマ部分動画像を用いた仮想撮像システム」、鈴木記念賞、テレビジョン学会 (1992)
5. リアルタイムCGと実写映像合成技術開発グループ(連名):放送番組技術賞、テレビジョン学会 (1993)
6. 福井一夫、林正樹、山内結子、長谷波一史、秋山宣英:「CGと実写画像の合成技術」、第46回日本映画テレビ技術協会賞、日本映画テレビ技術協会 (1993)
7. M. Hayashi, NHK Science and Technical Research Laboratories, "Virtual Studio", International New Technology Award, Production93, Montreal Canada (1993)
8. 林正樹:「放送番組「人体2?脳と心?」におけるCGと実写の合成技術」、画像電子技術賞、画像電子学会 (1994)
9. 林正樹、福井一夫、伊藤泰雅、八木伸行、石原達哉、宮田祐吉:「仮想カメラシステムの開発」、第50回日本映画テレビ技術協会奨励賞、日本映画テレビ技術 協会 (1997)
10. TVML研究グループ(連名、代表:林正樹):「番組記述言語によるテレビ番組自動生成技術の研究開発」、藤尾フロンティア賞、映像情報メディア学会 (1998)
11. 長谷川誠、林正樹:「TVML台本からのマンガ自動生成に関する研究」、第17回NICOGRAPH/MULTIMEDIA論文コンテスト優秀論文賞、芸 術科学会 (2001)
12. TVML研究開発チーム(連名、代表:林正樹):「TVMLの実用化」、第31回放送文化基金賞、(財)放送文化基金 (2005)
13. 林正樹:「討論番組のオートマティック制作」、芸術科学会展特別賞 (2008)
14. 浜口斉周、道家守、林正樹:「TVML、TV4Uの開発」、市村学術賞 (2009)
15. 道家守、林正樹:「自動番組制作装置の特許」、平成22年度地方発明表彰発明奨励賞、(社)発明協会 (2010)
16. M. Hayashi, S. Bachelder, Mateo Grippon, M. Nakajima: "Interactive TV by Text-To-Vision - Application Using TVML SDK on UNITY -", Poster Award, CyberWorlds2013, (2013)
■著書
1. 監修・広瀬通孝:「バーチャルリアリティ応用戦略: 人工現実感の産業応用最前線」(林は放送応用としてバーチャルスタジオ部分執筆)、オーム社、(1992)
2. 井上、八木、林、中須、三谷、奥井:「C言語で学ぶ実践画像処理」、オーム社、(1992)
3. 八木、井上、林、奥井、合志:「C言語で学ぶ実践ディジタル映像処理」、オーム社、(1995)
4. 林:「めざせ! テレビ番組クリエーター 〜パソコンと番組記述言語TVMLで実現!!〜」、技術評論社、(2005/1/25)
5. 石田、伊藤、上尾、江川、金平、川森、高馬、小林、境、桜井、佐野、西、林、原、Jost、水島、港、Maillard:「テレビジョン解体」、慶應義塾 大学出版会、(2007)
6. 編著・桂、藤原:「インターネット数理科学〜数学から生まれるイノベーション」(林は7.4節「T2Vの文化的側面〜内容・仕掛け・表現〜」を執筆)、近 代科学社、(2010)

研究業績詳細(国際学会発表・特許などを含む)


その他

現職以外のスキル

ギターを弾きブルースおよびロックを歌うこと、中国料理を調理すること(どちらも歴30年以上)、真空管アンプを設計製作すること、西洋絵画批評、文筆が得意。

以上、詳しくは プライベートページ


Last update: 12月1日, 2015