TWO OF US    (The Beatles)    

オレたち二人は行くあてもなしに車にのって
どっかのだれかが一生懸命貯めたカネを浪費して
呑気なサンデードライビングときたもんだ
行きたいところもないんでね
家に向かってるわけ
家に帰る途中
家へ帰るところなんだよ

僕と君の思い出の長さはさ
この先に伸びてる道の長さをずーっとずーっと伸ばした
長さより、それよりずっと長いよね

オレたちレインコートをまとって
太陽の下にぽつんと立ってる
オレたちずっと働いてきたけど
やりたいことがあったわけでもなーんでもない
それで家に向かってるわけ
家に帰る途中
家へ帰るところなんだよ

 

DIG A PONY    (The Beatles)    

ウマい薬を見つけてさ
なんでもいいからお祝いしよう
なんでもいいからお祝いしよう

豚みたいにガツガツと
入れたいところに入れればいいんだぜ
入れたいところに入れればいいんだぜ

だから言っただろ?
オレが欲しいのはキミだけだって
キミがしたいと思うことはどんなことだってヤれるんだぜ

だってさ

 

ACROSS THE UNIVERSE    (The Beatles)    

終わることのない雨だれがペーパーカップに注ぎ込むように
言葉たちが飛び去ってゆく
大宇宙を横切って、横滑りしながら、通り過ぎ、静かに彼方へ消えてゆく
悲しみの水たまりと、押し寄せる歓喜の波が
僕の開かれた心の中に流れ込み
僕を愛撫で満たして自分はその虜になってしまう

Jai、Guru、Deva、Om 古いインドの神々よ

僕の心はいま君たちからも自由になった
僕の心はもう変わらない
僕の心はもう変わらない
僕の心はもう変わらない
僕の心はもう変わらない

 

I ME MINE    (The Beatles)    

来る日も来る日も オレが、オレが、オレが
夜は夜で一晩じゅう オレが、オレが、オレが
みんな自分から離れるのが怖くて
結局がんじがらめになって
どんどんますますひどくなってゆく
ああ、どいつもこいつも、オレがオレがオレが

私はですね、私にですね、私のですね
私はですね、私にですね、私のですね
私はですね、私にですね、私のですね

 

DIG IT    (The Beatles)    

ローリンストーンみたいに
FBIみたいに
CIAみたいに
BBCみたいに
BBキングみたいに
ドリスデイみたいに
マットボスビーみたいに
追求しろ、分かれ、見れ、ホレ、掘れ、見ろ、聞け、、、

MC:ジョージ木島による「おめ、分かるか?」でした。次は「天使たちの声をききなさい」をお届けしたいと思います

 

LET IT BE    (The Beatles)    

私が苦痛の中にいる自らを見出したとき
マリアさまが現れて意味深い言葉を発したのです
なるがままになさい
そして私が闇の中に閉ざされていたとき
彼女は私のすぐ前に立ち、こう囁いたのです
なるがままになさい

そのままでいいのです、なるがままになさい、それでいいのです

意味深く賢明な言葉を囁かれたのです
なるがままになさい、と

 

MAGGIE MAE    (The Beatles)    

性悪娼婦のマギーメイが
とうとう街から追い払われたぜ
これでヤツがライムストリートを流すこともなくなったわけだ
土地の者の身ぐるみを剥いだ咎でね
判事さんに有罪を言い渡されたってさ
ずるくて、ワルで、盗人の、マギーメイがね

それは、オレがリバプールの港に戻って来たときのこと
稼ぎは一週間で3千と8百円だったっけな

 

I'VE GOT A FEELING    (The Beatles)    

心の底から感じるね、何かを
抑え切れない何かを感じるのだ
そう、そうなんだよ
うん、そう、だから、な、わかるだろ、え?
この「感じ」はもうオレのものだ

ああ信じてくれよな、あの汽車には乗り遅れたくなかったんだ
わかるだろ、え?
オマエがオレを置いて行っちまったら、今度はぜったいに遅れない
そう、ぜったいにね
うん、そう、だから、な、わかるだろ、え?
この「感じ」はもうオレのものだ

何年も何年もずっとずっとオレはさまよってきた
なぜ誰もホントのことを言ってくれないか訝りながら
オレがこの長い年月にわたってやってきたことはすべて
結局は、オマエに似た女を探してたってことだったんだよ

誰もが、辛い月日を送ってる
誰もが、楽しい時を送ってる
誰もが、やらしい夢を見てる
誰もが、陽の光を浴びている
誰もが、よい年月を送ってる
誰もが、気楽にくつろいでる
誰もが、気合いで頑張ってる

 

ONE AFTER 909    (The Beatles)    

俺の女が、ポコレフ909号の次の汽車に乗って旅に出ちまうって
それで、俺は、よう、ちょっと横にずれて隣に俺も座らせてくれよ
俺も一緒に行くからさ、と、言ったわけだ
一回言ってさ
横に座らせろよ、と二度まで言ってみた
ねえ、あんたの態度はまるで氷のように冷たいよ、わかってんの?
ああ、ポコレフ909号の次の汽車で俺の女が行っちまう

俺は、行かないでくれよと、ひざまずいて頼んだんだぜ
それなのに、オマエはなんだかんだとはぐらかすばかり
だからちょっと横に寄ってさ、席を空けてくれよ
二度まで言ってるんだぜ
おい、氷のように冷たいあんたのその態度、やめてくれよ
まったく、オマエはポコレフ909号の次の汽車でホントにいっちまうのかい

荷物をひっつかんで
駅まで走ったよ
そしたら鉄道員のおっちゃんが、ここはホームが違うべな、という
そんでもって荷物を持ったまま
家まで走って戻ったらさ
なんとまあ、まったく
乗る汽車を間違えてた、ってわけさ

おお、神様、ポコレフ909号の次の汽車で俺の女が行っちまう・・

 

THE LONG AND WINDING ROAD    (The Beatles)    

長くて曲がりくねった道が、あなたの家の入口へと続いている
僕が以前見たその道は、ずっと消えることもなく
僕を、いつも、ここに、導いてくれる
あなたの家の入口へ、導いてくれる

激しい風の吹く嵐の夜に、雨が何もかも洗い流し
別れの日に流した涙の水たまりを残していった
立ち尽くす自分を残して、なぜあなたは去ってしまったのか
あの道をもう一度僕に指し示してくれないか

ずっと孤独だった、そして、ずっと泣き続けた
ずっと頑張ってきた僕を、あなたは知るよしもないのだね

そして、僕は、また、あの長くて曲がりくねった道へ戻ってゆく・・

 

FOR YOU BLUE    (The Beatles)    

キミがスイートでラブリーだからアイラブユー
キミはスイートでラブリーさ、これホントだよ
ほかのどんなガールよりミーはキミをアイラブユー

朝起きたら、キミをウォンチュー、アイラブユー
ブルーな時には、ほんとにキミをアイウォンチュー
エブリーモーメントボクはキミのために生きてるのさ

オーイェー!

 

GET BACK    (The Beatles)    

ジョージョは自分は孤独に生きる男だと思っていたが
実はそれも長くは続かないって知っていた
ヤツは故郷のアリゾナのトゥーサンを捨てて
カリフォルニアへハッパを求めて一人さすらってるって?

よお、戻ってこいよ、戻って来いったら、お前が元いたところに戻るんだよ

ロゼッタ・マーチン嬢は、自分はセクシーないい女だと思っていたが
実はただの男だったんだ
回りの女の子たちは、大丈夫そのままイケるわよって言っちゃいるが
そんなこといつまで続ける気だ?

だから、戻ってこいよ、戻って来いったら、お前が元いたところに戻るんだよ
戻ってこい、戻ってこいよ、お前が元いた故郷へ帰るんだよ・・

 

I SAW HER STANDING THERE (エロじじい編)    

彼女は17じゃて
わしの言いたいことがわかるじゃろ
あんな体はめったに見られるもんじゃないて
わしはほかのだれとも踊らんよ
あそこにいるあの娘を見てからはな ヒヒヒ

わしの心臓がぶーんぶん鳴っとる
わしは部屋を横切ってゆく
そしてあの娘の手をつかんでな
そのかわいいおててをのお
わしの手の中になあ
それさ、しっかりと ヒーッ ヒッヒヒ

一晩中あの娘と踊り明かしてな
きっつく抱き合うんじゃ
おお、わしにはうつつのごとく見える
あの娘と恋に落ちるのがな

ヒヒヒ

 

JUNK (Paul McCartney)    

モーターカー、ハンドル棒
二人で乗った自転車たち
傷ついた心を残した祝宴のあと

パラシュート、アーミーブーツ
二人で使った寝袋たち
センチメンタルな祝祭のあと

ショーウィンドウに並ぶサインは騒々しく、買って、買って、と呼びかける中
裏庭に打ち捨てられたがらくたたちは、どうして、どうして、とつぶやいている

ララララ ララ ラララ・・・
ララララ ララ ラララ・・・

蜀台のろうそく、積木
古いものや、新しいもの
君と僕のいろいろな思い出

ショーウィンドウに並ぶサインは騒々しく、買って、買って、と呼びかける中
裏庭に打ち捨てられたがらくたたちは、どうして、どうして、とつぶやいている

ララララ ララ ラララ・・・

 

COME TOGETHER (The Beatles)    

イカれたヘアスタイルのヤツがやって来た
ゆっくり長くヤるタイプでさ
イっちまったような目玉の
聖なるロックンローラーって感じ
膝まで伸びた髪の毛をして
生来のワル、ヤツは自分の好きなことしかしない、ってわけ
 
ピカピカの靴なんぞ履かず
爪垢だらけの足でしゃがんじゃあ
ハッパのヤニのこびりついた指で
コカインを打って、こう言ってる
オレはお前を知ってる、で、お前はオレを知ってるだろ
オレの言いたい事はただ一つ、自分を自由にするんだよ
 
だから一緒にイこうぜ、いますぐ、オレとな
 
ヤツは卑猥な製造物をゲットするのが好きだ
セイウチのブーツを履いて
オーノー製のサイドボードを持って
背中の鞭打ちをモノにしたってさ
膝をついて腰はガクガク
ヤツの身体に抱かれれば、彼のその病が感じられるってもの
 
だから一緒にイこうぜ、いますぐ、オレとな
 
ヤツはまるでローラーコースター
早くイっちまいそうで
濁った液が出るかと思えば
モージョのフィルタをモノにして、こう言うんだ
1回やって1回やって、もう1回で、3回だな
普段は悪いルックスも、まあまあ見れるようにはなるってわけ
 
だから一緒にイこうぜ、いますぐ、オレとな