最新を、一番上に置くことにします。しばらく書かなかったので、深い感性のテクノロジーの音の、Extra HI Audioの 到達した現状を以下に記します。
2025,8/6 記 本物のオーディオ完成
生音と再現された音が同じ。やっとわかったのは、周波数領域で音を云々するのは当然だが、その上に、時間領域での検討が重要だった。見過ごされてきた、大きな発見は、人の鋭い“時間,波面”聴覚であった。
起「マイクで録音した音信号が無ひずみに再生されればよい」として、無ひずみ信号伝送条件:周波数特性フラット、高調波歪ゼロをモデルとして、オーディオは始まったが、「特性はよいが音は悪い」と、常識的に言われる状況のまま、オーディオ開発は終わった。歌手や演奏家はわかるように再生される。それでよしとするならば、オーディオはすでに完成している。
しかし、それでは満足しない人たちが多い。演奏が平板になってしまうとか、演奏者が必死に盛り込もうとしたものが再現されないとか。筆者もそう思う。そこで、研究開発をつづけ、人が感じる音として本物のオーディオに到達できたと思う。
承 研究に必須の音質を知るに、人の感性を頼りにした。最高の演奏、録音と評されるソフトを探し出し、それらが再現されることを、客観評価語で評価した。この研究は新たな分野を創設するほどの広さはあったが、評価と物理量の関係:心理物理(psycho physics)を求めることから離れないように行い、胸に染む、空気感、実在感、にまとめた。それらを実現するべく、物理要因特性と関連のハードウエアを見出しつつ、Extra HI Systemを実現した。それには従来オーディオ常識より桁違いに時間の高精度を要する。
転 あらためて、物理側から洞察すると、音像、音場、奥行きが再現されることが、人が聴いて忠実な良い音、と感じることと分かった。それは、鼓膜で聴く周波数はもちろんだが、その上に、時間,波面を精密に再現することが必須と分かった。時間を精密に再現すると、耳の良い人や、オーディオマニアの訴えていた多くの不満を説明できる。
結 多くの実証実験から、時間感覚の鋭さは:時間精度は、ナノセコンド、距離では1ミクロン以下である。根本に戻り、そのような装置を実現できた。初心者でも、再現音が従来オーディオとは異なることを認識し、感動する。熟練者のみの評価ではなく。
再々度、強調のために記すが、世界中の人が信じていた「周波数特性と、高調波歪率」で、音の大きさしか注目していなかった場合には、ありえないような再生音の観察報告が、ほぼすべて正しいことを確認した。それは、「時間、しかも精細な精度」が重要だったのである。「突発的瞬時信号の先行音効果,初期瞬時音が音を決めてしまう」ことも改めて確認した。小澤征爾さんの「音楽には子音が重要」は、それを別表現したものと考察した。
時間:波面 を精密に再現 の実際
(従来オーディオと全く違う観点、実際の聴こえ方から説明します)。
- マルチチャンネル方式で、woofer,squaker,tweeterの前方放射音の相対時間遅れをゼロにすると、音像は一つになり、不快だったユニットの材質の違いは聴こえなくなり、よい。ツイーターの放射精度をミクロン(時間換算:ナノ)以下にすると、低音の質が著しく向上し、音の凄味も感じられる。低音は周波数領域での約200hz以下の問題と思っていたがそれだけでなく時間のずれと知る。時間歪を少なくするために、
各ユニットをアンプで直接駆動し、周波数分割はアンプの前でする、チャンネルデバイダー方式が必須である。
*L,R スピーカーが放射する合成波面が、音場、音像を作る。従来オーディオのLは左耳、Rは右耳に音を送り、音場は頭の中で作る、のとは違う。
*時間が音像を作るが、時間・波面の精細さが必要だ:ナノまで要求されるのだから、信号に付加される筐体などの揺れが奥行き、音像を乱す。この事実を耳の良い人たちが過去に、いろいろな場面で発見して指摘した。それは、時間を考えていなかった従来常識からは、思いもつかなかったので、「何を言ってるんだ」とバカにされていたが。正しかったのだ。時間が表する細かな再現音を指摘していたのだった。
筐体の振動が奥行きを壊すので、制振をするが、ネジ締めを部分的に行うと、ストレスが溜まるので、各部分毎に、重り付加などで調整する。それに対し、最後の主要部分のネジ締めで、筐体全体がミシッと動くようにグイっとネジ締めすると、個々の部分のストレスが軽減するのだろうよくなることを発見した。従来はこれをせず、年がたつと音が落ちついてくる、との報告があった。筐体の振動を減少させるために、振動の節を点支持することは必須である。そうしないと奥行き、音像が出ない。
- コードの向きを信号の流れる向きに合わせる。
再度書くが、ツイーターは、ウーファー、スコーカーと時間を合わせなければならず、その相対前後精度は、ナノセコン度以下(1ミクロン以下を要する)。アンプのヒートシンクの制振など、各部の精細な制振は必須である。
- C,Rなどの部品は、自己振動の少ないもの、Cは、筒型ASCなど。
*電源が信号を増幅しているのだから、そのノイズのなさは必須である。変電所の影響も柱状トランスの影響大。地球をアースとする、一点アースを心掛ける。商用電源と隔絶するため、BatteryでAC100を作り、装置を駆動した再生音の忠実さ、美しさは、感動である。
—-以上—-
2024、11/6 記
オーディオは周波数領域での説明で、「低音、中音、高音の周波数スペルトルの総和で音ができている」、左耳への音と右の耳への音を頭の中で合成して音場を聴く、としてはじまり、多くのオーディオ機器を作り、でも、良い音を求める人たちには、家一軒変えるほどのお金をつぎ込ませて、満足させえないで、ほぼ終わった。
我々は、感動する音を求めるべく基礎、本質から研究しなおした。音質測定器はなのだい。 人が感じて評価語で表されるものが唯一と考え、全評価語を調査し、1300あまりの高度の音評価語をえて、学位論文レベルで、3客観評価語にまとめた(「胸にしむ、空気感、実在感」)。同時に、その音を出すためにはどの物理・特性が必要かを実験研究した。
長期研究で分かったのは、初歩の、「周波数スペルトルの総和」というラフな考え方では、「鳴っているだけの音」は出せるが、“心にしみいる”というような感動する音は出せない、だ。発見は、音信号の時間の変化: 突発的瞬時信号、子音などの波形重視が必要。周波数のみでは議論できない。– “時間”変化の精細な再現が必須! と発見した。説明; 従来の、周波数領域で考えるということは、理論的にいえば、フーリエ変換で音の時間波形を周波数変換した世界での理論展開だが、それ(周波数領域)は時間で積分された領域なので時間がないのだ。だから感動の音は議論できるはずがない。
新しく、時間を重要視して音に対峙すると、感動の音が出てくるではないか!! 深い感性に訴える音が、精細な時間、の考慮で議論できるようになった。それをExtra HI Audio と名づけた。なお、研究の入り口を教えてくれたのは、胸にしむ:ジャックリーヌノ涙、空気感:エンヤ、実在感(低さ):皇帝、である。
2024、11/6 記 宮原誠(響に學)。
これまで、音に関して多くの研究開発を行ってきた。深い感性のテクノロジー研究会アーカイブ(2022年以前)に示した(脚注*1)。その完了報告を藝術科学会にした (脚注*2)。研究は続ける。これまでの”深い”画像研究も続ける。その他の “かおり” 等については “未 だ” である。
2000スタートの研究会 (脚注*1)の主旨は、『明治期に始まった日本の学会は、知能(IQ)のみで、世界に誇れる日本特有の感性(EQ)を,あいまいとして排除してきた。EQは重要、遅きに失したとして研究を始めた。感性は”質”だが、その良さを量的に言及するために、評価語を使う方法をとった。基準画像画質に比して、当該画像品質を7段階比較評価(+3 :非常に良い、+2: 良い、+1 :やや良い、 0: 同じ、 -1: やや悪い、-2:悪い、-3:非常に悪い)で評価した。それには、1200あまりの評価語から、客観評価語を選び出し、KJ法、多変量解析から、3つの代表評価語: ”胸にしみいる”、”空気感”、”実在感”を得て行った。。
「それらの客観評価語と関連の深い、物理要因特性・ハードウエアをさがし、装置を作る」という方法で、研究を重ねた。従来オーディオで使われていた評価語を使うよりおおきな進展が得れた。
2021~、コロナ禍、テレワーク、スマホ等の大きな社会変化ゆえ、新たな段階に入った。この研究を支えたHMラボ(註*3)の移転もある。 約20年経て、上記、非常に良いの上:”よりさらに深い「魂を揺さぶるような深い感動」”に進んだ。その感動は、「一瞬にしてとらわれて、抜け出せない、忘れられない、くらいの直感的瞬時的であり、生命脳、身体反応が大きく関係する状況と考えられ」、理屈のIQによる判断より、人に深く関与すると思うからである。(理屈で考えて答えが出ても心が納得しないという状況)(脚注*4)。
(脚注*1)深い感性のテクノロジー研究会アーカイブ(2022年以前)https://hayashimasaki.net/hmlabArchive/。 (脚注*2)”感性オーディシステム研究会完了報告”,https://art-science.org/diva/pdf/diva51-hq.pdf , p.29-36.(芸術科学会へ、深い感性の音研究の完了報告)。(脚注*3) HMラボhttp://www1.cts.ne.jp/~hmlabc/index.html。 (脚注*4) 感性工学会,Vol.17-1,(2019,3) https://www.jske.org/pub-purchase/2019-04-18-7977.「感性のツボ」シリーズNo.12.
🔴 研究はコンテンツの内容に依存する、文系的な方向に行くかと、覚悟したが、音は、「物理的な “奥行” が出せれば、感性音響で必須とした、”胸にしむ”、”空気感”、”実在感”再現を含んで、深い再現音を得られる」の結論が得られた。これは、有り難い結果となった。別の言い方をすれば、よりEQ的な研究に入らなければならないかと覚悟していたのだが、IQ的な “奥行”が出せれば、感性音響の必須がとするものが得られるということだからである(脚注*2)。
ただし、“奥行”を実現するには、「ただ事でない精度の波形の精度:時間(波面)再現が必要」ということと分かった。小澤征爾さんの言う「音楽には子音が重要」でもある。 2022~ 深い感性のテクノロジーの初めからに、それの実現の入り口を発見し、「そっけなくなったCDの音が、“奥行”実現の方法で、アナログ音質に迫れるような空気感、雰囲気が出てきた」(画期的、革新的構成のDAC写真参照)。従来オーディオの百万円を超えるDACの再生音をも、次元的に超える。おそらく、世界中でこの音は出ていないと思う。この構成:内部発生電磁波妨害吸収のポイントは、同時に、jitterを減じる。更に追い詰めている。試聴OK.
Extra HI System M Ver.IIIは、ngc豊洲に設置(2023,9撤去)。深い感性のテクノロジー研究会は、2024,5~ 横浜W君リスニングルームで再開予定です(Extra HI System M 20cmφ電磁石スピーカーで、JAZZ再生が得意)。ご連絡ください。
電磁波吸収シートで電磁波妨害を吸収。
感性音響
→ https://hayashimasaki.net/new_analog
深い感性のテクノロジー研究会アーカイブ(2022年以前)
→ https://hayashimasaki.net/hmlabArchive/
🔴 深い画像
“深い感性”とは、長谷川等伯の”松林図”に向いあった時に、こころが水墨画の中に入って行き、遠くに描かれている雪山に、こころが着く頃の、“白”、”無”の状態–などの、顕示意識にのぼる、のぼらないに かかわらない深い感じ方。日本人にはわかる。

