眠れなければ寝なきゃいい


これは、あるときどこかで聞いたタモリのせりふ。よく朝方に顔を合わせると、げっそりしたような顔して、昨晩は眠れなかった、と、いかにも重病人のように言うやつがよくいるけど、眠れなきゃ寝なけりゃいいじゃないか、と言いたくなりますよね、とまあ、こんな感じ。ときどき眠れない夜があると、この文句を思い出して、眠る努力を止めて、起きあがり、ごそごそと本をあさったり、何かやり始めたり、するのだが、なんか得した感じがする。そのせいで、あまりストレスもたまらないんだろうね、寝不足のはずなのに、別に翌日にも支障がない。眠り、ってのは、要は休息なのだから、別に眠っていなくても休息できていればそれでいいということなのかな。