キル・ビル
(クエンティン・タランティーノ)
まあ、日本刀やら何やらで、切ること、殺すこと、手足が飛ぶこと、血しぶきが上がること! ばったばった、というふるーい形容そのものの超娯楽大作である。昔見ていたテレビ時代劇の素浪人花山大吉(だったかな)で、花山大吉が悪いヤツらを次から次へと切りまくり、それを見ている連れの焼津の半次が、・・七十五、七十六、云々と数えていき、「旦那、やったー!、百人切りでい!」とかなんとかいうのを思い出しちゃったよ。あと、びっくりしたのが、途中の日本アニメタッチの部分で、へーえ、日本のアニメってこんな風になってたんだ、と今さら遅いのだが、感心するというか、あきれるというか、これじゃ全世界で流行るはずだ、スゴイ迫力なんだねー。日頃、テレビもマンガもアニメも見ない自分って、つくづく時代遅れなんだなー、このレビューもオヤジ丸出しだし、チクショー