ターンアラウンドのバリエーション

ターンアラウンドはコーラスの締めとして割と重要で、見せ場でもある。バリエーションはいくらでもあるが、ここでは4つほど紹介しよう。

まずEX-1は、1ー1で出てきたパターンを1オクターブ上げたもの。親指のリズムが1ー1と違っているが、この辺は気の向くままに適当にやればよい。

EX-1 

次のEX-2は今までの下降フレーズに対抗した上昇フレーズである。右手の弾き方はこれに限らない。左手のポシションを変えずに右手の弾き方を色々変えてみると面白い。

EX-2 

次のは半音進行を止めてフレーズを弾いている。この低音のベースランのフレーズはシカゴブルースでお馴染みのものである。

EX-3 

次のEX-4はちょっとカントリーっぽい。のほほんとしていてこれもよい。1弦の4フレット、すなわち思い切りメジャーの音から半音ずつ下がって行く響きが呑気なのであろう。1弦を押さえずに開放のまま同じように弾いても良い、その方が簡単である。あるいは1弦はこのままで6弦を開放のまま弾いてもよい。

EX-4