Oct 102010
 

オレンジドロップ交換と電源フィルタコンデンサ増量

さて、前回に引き続きブルースジュニアの改造である。結局、前回の改造を加えたものをライブで使う機会もなく、ちゃんと評価できなかったのだが、そうこうしているうちに10月後半にライブの予定が入り、どうせやるなら他の改造もやってからライブに臨むことにしようと思ったのである。

そこで、今回は、Billmさんの改造に載っている以下の2点をやってみることにした。

  1. 結合コンデンサをオレンジドロップに交換する
  2. 電源のフィルター電解コンデンサを増量する

Billmさんによれば、オレンジドロップに変えることで、「音のこもりをなくし、失われていた低音部の倍音を呼び戻し、ディストーション時のとげとげしいエッジを取り除き、クリーントーンは甘く響くようになる」、とのこと。あと、電源フィルタコンデンサー増量によって、「低音部がソリッドになり、これは誰でもすぐに分かるはず」、とのことです。

ほとんかよー! という前に、やってみよう、と言うわけだ。

秋葉原へオレンジドロップを買いに行ったが、いつもの安い店が閉まっていて、しかたなしに色々探してようやくオレンジドロップを扱っている店を見つけ、そこで買った。しかし、ちょっと高かった。なにせ、結合コンデンサーを全部交換する、となると、全部で8個以上になり、オレンジドロップって平気で300円ぐらいしちゃうんで軽く二、三千円なのである。

交換後の写真は以下である。

オレンジドロップ交換、電源フィルタコンデンサ増量後

オレンジドロップに交換、電源フィルタコンデンサ増量後

写真で見るとおり、7個のオレンジドロップがついている。あと、電解コンデンサ増量だけど、なんかカネが無くなっちゃって、購入しなかった。左側の灰色の電解コン4つ分を増量するんだが、47μF、450Vはなかなかに高価なのだ。なので、とりあえず手持ちの33μF、450Vが2個あったんで、それを2箇所につけている。

しかし、このていどのカネをケチってるなんてね。カネさえあればいくらでも買っちゃうのに。。 もっとも、カネ持ちだったら、そもそもブルースジュニアなんていうしょぼいアンプ買って改造なんかせず、オールドのフェンダーの抜群のヤツをポンって買って終わりだよね。ま、そういう意味じゃ、貧乏だからこその楽しみ方ともいえるわけで、気を取り直して行きましょうw

今回、オレンジドロップに交換したのは、C2,C6,C7,C8,C10,C11,C15,C16である。それから、前回、結合コンデンサの0.002μFが小さすぎるっていうんで大きいのに交換したんだけど、これは元の0.002の値に戻した。また、トーンコントロール回路のC5の250pFはシルバーマイカの270pFにした。

それから、C3の100pFだが、これは前回にも書いた問題児でBRIGHT入りっぱなしコンデンサである。これは50pFのシルバーマイカを買い、簡単なスイッチを基板につけてオン/オフできるようにしておいた。

それから、コンデンサの交換だが、元々のコンデンサをまず外さないといけない。これは、けっこう大変である。慣れない人にはちょっと難しいかもしれない。というのは、そう簡単に外れないときがあるのである。やってみてわかったが、まず、半田吸い取り線の使用は必須な感じ。とにかく無理をせず、落ち着いてやることが重要である。僕も、結局、一箇所だけ基板のプリント銅箔を剥がして、痛めてしまった。

結果

さあ、お楽しみの結果だが、まだライブでやってないからちゃんとは分からないのだけど、自宅で小さな音で鳴らしてみた限りは、あんまり違いが分からない。なんか、残念感が漂っちゃう。ところで、BRIGHTコンデンサのC3は結局のところ外して弾いている。やっぱ、アレはない方がいい感じ。

さて、それで、実は、ここ最近、この改造ブルースジュニアで珍しくギターの練習をしている。ジミヘンの有名なスローブルースのRed Houseをクリーントーンでしつこく練習しているんだが、なんだか、1週間ぐらいたって、クリーントーンがやけにメロウな感じに響いているのに気が付いた。

おお、ひょっとすると、これはオレンジドロップ交換の成果かもしれない! この手のものって、交換してからエージングというものが必要で、きっと、エージングが済んで、本領を発揮し始めたのだ、そうだ、きっとそうだ、そうに違いない!

と、思いたい気持ちでいっぱいだが(なにせ3000円ぐらいかかってるし)、まあ、単にオレのギターが練習によってうまくなっただけかもしれない。あ、もっとも、そっちの方がよほど喜ばしいことだけど。

というわけで、次回は、ライブでの使用レポートと、行きましょう。