掲示板&質問板

 

真空管ギターアンプに関する疑問点や、「超初心者のための真空管アンプの工作、原理、設計まで」を見てよく分からないところ、あと、ディスカッションなど、遠慮なくここに投稿してくださいね。私もいつも見てますのでリプライしますので~

  1,353 Responses to “掲示板&質問板”

  1. 林様 以前 本のアンプをベースアンプとして使おうとして音が小さいと質問した爺さんです
    その後チャンプAA764を組み立て先生のラインアウト回路を取り付け他のベースアンプと繋ぎエフェクター代わりにして鳴らしています 
    そこで質問ですが やはりパワーが弱いと感じますので

    R2 10K を 500Ωに取り換えたいと思います  その場合その先のVR10kも500Ωに変えた方が良いでしょうか?

    又ラインアウト回路のVRを正面パネルに取り付けたのでワイヤーの引き回しが長くなりました これは減衰の元に成りますか? 以上よろしくお願いいたします。

    • こんにちは~

      > R2 10K を 500Ωに取り換えたいと思います
      > その場合その先のVR10kも500Ωに変えた方が良いでしょうか?

      いや、VRは10kのままです。そのR2の値を変えて、ラインアウトのゲインを調整します。R2をショートしてしまっても構いません(つまりR2が無い状態)。それで、そのR2をショートした状態が、得ることのできる最大ゲインです。それ以上には大きくなりません。

      > 又ラインアウト回路のVRを正面パネルに取り付けたのでワイヤーの引き回し
      > が長くなりました これは減衰の元に成りますか?

      いいえ、減衰の原因にはならないです。

      AA764は元来、ゲインの小さいアンプで、僕の課題アンプのChamp 5F1に比べて音は小さいです。実は、「ゲイン」と「パワー」は別のもので、AA764と5F1はパワーは同じです。ただし、AA764の方がゲインが小さいので、エレキギターをつないで、同じ音量ツマミ位置にしたとき、5F1の方が音がでかいです。しかし、たとえばエレキギターの後にブースターエフェクターをつけて、さらに、音量つまみを右に回し切ると、それがアンプで出る最大パワーで、そのパワーはAA764と5F1で同じなんです。したがって音量も同じです。

      ちょっと説明が難しいんですが。。。

    • 林様 早速丁寧なご返答ありがとうございました

      AA764はゲインの小さいアンプだったのですね ギターの後にブースターエフェクターを付ける
      と 言う事は小さいプリを入れると同じ理屈ですか?
      AA764は入り口にR 68Kが2本入っています これを取り外せば ゲインは変わるでしょうか?

      素人の質問で本当に申し訳ありません よろしくお願いいたします

      • > AA764はゲインの小さいアンプだったのですね

        はい。トーンコントロール回路は入れただけでだいぶ信号が減衰します。なので、結果的にゲインが小さくなるんです。

        > ギターの後にブースターエフェクターを付けると言う事は小さいプリを
        > 入れると同じ理屈ですか?

        その通りです。

        > AA764は入り口にR 68Kが2本入っています これを取り外せば ゲイン
        > は変わるでしょうか?

        いいえ、この68Kを外してもあんまり変わらないし、68Kはそれなりに意味を持って入れている抵抗なので、単純に取り外すのも、あまりお勧めしません。このフェンダーの入力回路については以下の解説を参照してください。

        http://hayashimasaki.net/tubebook/tubebook16.html#4

        結局、トーンコントロール回路を入れた減衰を補うのには、真空管を追加して増幅するしかないんです。今のままだと、今のゲインが限界なんです。

      • 林様 返信ありがとうございます。

        ラインアウト回路 10K を取り外したら音が大きく成りました

        そこで質問ですが この際トーンコントロール回路もカットしようと考えました
        繋ぎに入っている C 250PF を0.022㎌に取り換えた方が良いのでしょうか?

        又 本のトーンコントロール回路のところを見ましたら バス トレブル (ミッドは無し)のツマミを(0)にすれば 直結と同じ理屈 と書いてありました それでもよいのでしょうか?

        以上よろしくお願いします。

        • > そこで質問ですが この際トーンコントロール回路もカットしようと考え
          > ました。

          要らないんですね! なんか、せっかく作ったのに、みたいに思っちゃいました(笑

          > 繋ぎに入っている C 250PF を0.022㎌に取り換え
          > た方が良いのでしょうか?

          はい、その方がいいです。250pFのままだと、低域が落ちすぎてキンキンの音になっちゃいます。

          > 又 本のトーンコントロール回路のところを見ましたら バス 
          > ? トレブル (ミッドは無し)のツマミを(0)にすれば 直結
          > と同じ理屈 と書いてありました それでもよいのでしょうか?

          いや、周波数特性はフラットになり音質的には直結と同じになりますが、ゲインは落ちてしまうので、そういう意味では直結と同じにはなりません。

          結局、トーンコントロール回路を取っ払ってしまえば、いわゆる普通のChampの回路になります。

        • 林様 毎度解り易い解説ありがとうございます

          トーンコントロールはそのまま使うことにします(色気を出してトーンコントロールを欲張りました)

          一寸横道に外れた質問ですが許してください アドバイスお願いします
          手元にネットでゲットした guyatone FLIP TUBE AMP SIMULATOR FTS-1
          なるものが有ります 面構えは小さなヘッドアンプです 正面に ゲイン ボリュウーム 3コントロールツマミ 背面にセンド リターン CD入力 ラインアウト 中身は12AX7 1本 のプリアンプ(エフェクター)です
          こいつが中々ハイゲインと見えていい音量を送り出してくれます
          ところが困ったことに時々音量が半分くらいに落ちてしまい 時間を置くと復活したりします
          何分古い代物ですのでコンデンサーの容量抜けなのかな?と思いますが チェック仕方アドバイスお願いします TUBEはエレハモの新品に取り換えました
          勝手なお願いですがよろしくお願いします 

          • 「guyatone FLIP TUBE AMP SIMULATOR FTS-1」の回路図は無いし、何とも言えませんが、真空管とソリッドステートのハイブリッドのエフェクターなのでおそらく回路は複雑で、追ってゆくのも難しい可能性がありますね。

            音量が落ちるということですが、一番先に劣化するのはポット(ボリューム、可変抵抗)とジャック(センドリターンのジャックについたスイッチとか)なので、そのへんをぐりぐり動かしたり、音量が変に変わらないかをチェックするのが先ですね。

            コンデンサの容量抜けは、だいぶ古い場合で、音量が変わるよりは(もちろん、そういう場合もありますが)、ノイズが増えたり、音がこもったり、音質が悪くなるのが普通です。

          • 林先生 直りました 復活しましたよ~!!

            FTS-1-入力ジャックを揺さぶると音量に変化有り ゲインポットも不安定なので ジャックは新品に交換 ポットはミッドポットと同じでしたので入れ換えてみました  それでも未だ不安定
            そこで竹の箸であちこち叩いてみましたら ありましたよ~
            12AX7の7番ピン シールド線が切れかかっていました 少し触ったら完全断線 半田付け直して OKと成りました
            見た目ではくっ付いて居るように見えたんですがね 
            そんな訳で大手術に成らなくて大助かりでした

            林先生 適切なアドバイス本当にありがとうございました

            ベースマン15W位のを作ろうと思っています その節は又宜しくお願い致します。

            • 林様

              (真空管ギターアンプの工作 原理 設計)の本読破しました
              真空管と言うアナログが廃れて久しい今日こんなにも 熱く解説している人が居るなんて想像もして居ませんでした 
                
              私は うわべ だけの知識は有りましたが 学問的にも 専門的にも深い意味は分からず ただ回路図どうり組み上げ クラフトを楽しんでいたに過ぎません
              最近ベースギターにトライすることに成り 昔の真空管ギターアンプを思い出し 一丁作ってみるかと言う事に成りました 資料をあさっていたら 林先生の本にたどり着きました オーデイオアンプの資料は山ほど有るのですが ギターアンプの本はほとんどありません 

              実は私も ギターアンプは 別物 と考えていた一人で 回路図はほぼ同じでした  先生の本にたどり着いたとき 2016年のこの時世に(真空管ギターアンプの本を出している人がいるんだ~)
              と 感心しながら買いました

              全ページ読んで製作した今 改めて (分かったつもりでいた意味が)氷解した気持ちです
              昔オーデイオの本を読んだとき 何か 学者風の解説が多く面白くもなく 全読したことは有りませんでした 
              林先生はギタリストでありシンガーなのに こんなにも技術論を解説できる人はおどろきです尊敬します  私は自作真空管オーデイオに親しんで来ましたが オーデイオ界には病的に理屈にこだわる人が居て一寸堅苦しいのですが 林先生の本には  ギターアンプに許される  ある意味
              (いい加減)さ(適当さ) (エィヤ)的な所が大変気に入りました
              又質問には解り易く回答してくれて大助かりです
              私はベースですのでエフェクターとして使っていますが実に楽しいです

              これからも解り易い解説続けてください
               

        • 林様図面送ります

  2. お世話になります。
    第三世代BLUES JUNIORの改造をしています。
    非常に分かりやすいHPをありがとうございます。
    とても参考になりました。

    BILLMさんのHPも参考に、以下の改造を行いました。

    ・C3 100pF→wima 66pF(33×2)
    ・なおかつC3にBRIGHT SW装着
    ・C19両端~モノラルジャック増設(フットスイッチによるリバーブオンオフ対応)
    ・R25両端~PRESENCE調整用可変抵抗の追加

    この中の最後についてなのですが、
    かなりトレブリーになるのを嫌って、回路図上のR25上端~C13下端に付けてもみたのですが、
    可変抵抗のツマミを回すと、「ボソ、ボソ」と低音のポップノイズの様な、
    明らかにスピーカーコーンに悪影響が出そうな音がしたのでビビって元に戻しました(笑)。
    ツマミを回していない時はなんともないんですけどね。
    C13の下端に配線しているから、低域のノイズがグランドに落ちている?のかなと思っています。

    ものぐさですので半田付け直後、裏板を外した状態で音出しをしています。
    これもひょっとしたら効いてくるのかも?等と思っております。

    林様は、PRESENCE周りに関して、この辺り試された事はありますか?
    同様のノイズが出たりされましたでしょうか。
    教えて頂ければ幸いです。

    後、アンプジュエルのちょうど良いサイズのものってご存じでは無いでしょうか。
    この辺り寸法図が無いので買ってみてガッカリを繰り返しております。
    (何でも青色LEDにしないと気が済まないのです)

    すみませんが、以上よろしくお願いいたします。

    • こんにちは~

      > 可変抵抗のツマミを回すと、「ボソ、ボソ」と低音のポップノイズの様な、
      > 明らかにスピーカーコーンに悪影響が出そうな音がしたのでビビって元に戻しました(笑)。

      僕はそういう現象は出ませんでした。ふつう考えると、VRのガリですが、どうでしょう。
      R25上端~C13下端に付けても回路的には問題ないはずなので、それが原因とも思えません。
      別のVRを付けてやってみる、とか、R25の両端に付け替えてみるとかして、様子を見てみるぐらいでしょうか。

      > アンプジュエルのちょうど良いサイズのものってご存じでは無いでしょうか。

      これは、追及したことがなく、知らないのです。。。

      • 早急なご回答、ありがとうございました。

        R25両端に付けた場合は、ノイズが出ない状況ではあります。
        高い買い物でもありませんし、可変抵抗を買い換えて再チェレンジしてみます。
        (‥でも変だなあとは思いますが)

        ちなみにR25上端~C13下端に付けて、ゼロオームまで回した場合、
        低域から高域まで全体的に音の張りが出て、
        マスターボリュームのつまみを1つ下げてもいい位にはなりますね。

        ジュエルに関してもご回答頂きまして、ありがとうございました。

        • VRがガリっていて、回していて時々ゼロオームになるとすると、R25上端~C13下端にVRをつけると、位相反転回路の直流バイアスが急激に変化することになるので、位相反転の出力に直流分が発生して、それがスピーカーでポップノイズに聞こえるのかなと思います。

          一方、R25両端に付けた場合は、直流バイアスは変わらずゲインだけが変わるので、ポップノイズにはならないのだと思います。

          > ちなみにR25上端~C13下端に付けて、ゼロオームまで回した場合、

          これが、「無負帰還」の状態ですね。R25,R26,C13で作られている周波数特性(高域の帰還量を抑える。高域がギスギスしない音)もすべてバイパスした音と言えそうです。

          • ご丁寧にありがとうございます。
            理解が深まり、非常に助かりました。

            もう少し色々試してみようと思います。

  3. 林様

    こんにちは。いつも楽しく拝見しております。
    以前出力トランスの2個並列配線について質問させていただいた者です。
    その節はお世話になりました。
    頂いたアドバイスを元に出力トランスを2個並列に配線しfender TWEED TWIN(5F8A)
    のヘッドを作成致しました。

    出音は概ね良好なのですが別件で一点どうしても気になることがありまた質問させてください。
    回路定数、真空管ともに下記リンクの回路図通りに新品のパーツと真空管を使って作成したのですが
    パワー管のプレート電圧を測定したところ回路図では約400V程度なのに対して実測約360Vほどしか出ておりませんでした。

    バイアス電圧も回路図通りにしておりまたプリ管にかかる電圧も概ね回路図通りの数値を出しております。

    以前別のアンプのレプリカを作成した際にもパワー管のプレート電圧がオリジナル回路図より30V程度低いことがありました。これは現行のパワー管と当時のパワー管の仕様の違いからくるものでしょうか?

    毎度素人質問ですみません。どうぞよろしくお願いします。

    FENDER TWEED TWIN 回路図
    http://www.thevintagesound.com/ffg/schem/twin_5f8-a_schem.gif

    • こんにちは~

      ひょっとして電源トランスにアメリカ仕様のをそのまま使ってはいないですよね? アメリカだと電源電圧120Vなので、そのまま使うと電圧が1割ちょっと下がります。

      あと、回路図を見るとTWIN-AMPはパワー管のバイアス調整が無いんですね。5881のグリッドの電圧を測定したとき、回路図では-41V(?)と読めますが、測ってみてそれぐらいになっていますか?

      40V分の電圧が下がる原因になるか分からないですが、パワー管に過剰な電流が流れていると嫌なので、電流を測定しておいた方がいいのかもしれませんね。パワー管の電流測定は、また別途、書きますね。

      • 林様

        早速の返信をありがとうございます。
        トランスは国内のトランス屋さんにオーダーした100V仕様のものですのでその点は心配ないかなと思います。スライダックで正確にヒーター電圧6.3Vになるようにセットしてから各部の電圧を測定してみました。

        書き漏れしておりましたがWEBER社の5F8Aキットの回路図をまねてポットでバイアス調整出来るようにしておりピッタリ-41Vに合わせております。

        参考:https://www.tedweber.com/media/kits/5f8a_schem.jpg

        現行TUNG-SOLの5881を使用しておりますが原因がよくわからないのですが回路図通りに正確に作成すれば現行のパーツでもこのようなプレート電圧の低下はありえない事、でしょうか?

        今一度配線のミスがないか確認してみます。
        引き続きよろしくお願いします。
        どうぞよろしくお願いします。

        • > 現行TUNG-SOLの5881を使用しておりますが原因がよくわからないのですが
          > 回路図通りに正確に作成すれば現行のパーツでもこのようなプレート電圧の
          > 低下はありえない事、でしょうか?

          400Vが360Vというと1割で、微妙なところですね。ボーダーって感じです。いい音が出ていれば、僕は気にしないタイプですが、人によるかもしれません。たとえばプロの仕事の場では、バイアス調整は必ずすることになっています。バイアスを取らずに使うなんて論外、と言い切る人もいます。僕自身は個人的にはあまりそうは思っておらず、このへん、話し始めると長くなるかも。。。

          ま、そういうのはおいておいて、やはりバイアスは測った方がいいですね。

          で、方法ですが、Transformer Shunt Methodというのがお勧めです。方法は、デジタルテスターを使って、電流測定レンジにします(だいたい電流測定の場合、プローブの赤の方を別の穴に差し替えるタイプが多いです) 電流は1Aは超えないと思うので、電流値のレンジがあれば、それを目安にします。

          で、電源を切って、出力トランスの中点タップと、上側の5881ふたつのプレートに、テスターをつなぎます。プラスマイナスはどっちでもいいです(デジタルテスターは自動判定してくれるので)

          これで電源を入れて、値を読みます。徐々に上がって来て、どっかで止まるはずです。その値が、上側の二つの5881のプレートに流れている合計の電流値です。

          次に、下側の5881に対しても同じことをして測定します。

          適性バイアスがどれぐらいの電流値かは、何とも言えないのですが、ひとつの目安として、1本で35mAていどと取りあえず考えると、このアンプの場合は5881が二つパラ(並列)につながっているので70mAが目安になりそうです。このへん、適性バイアスがどれくらいなのかは、すぐに分からないので、ちょっと調べてみますが、70mAを基準にして実際にどれぐらい流れているか測定してください。

          ちなみに、このTransformer Shunt Methodは、テスター電流レンジの内部抵抗が、出力トランス1次側の直流抵抗よりはるかに小さいせいで、電流のほとんどはテスターの方を流れ、そのせいでプレート電流を直読できる、という原理です。

        • 補足ですが、電圧が落ちる原因について書いてませんでした。

          電圧降下は、この回路の場合、電源トランス巻き線の直流抵抗、整流管の内部抵抗、出力トランスの直流抵抗で起こるので原因は

          ・電源トランスと出力トランスが、異なる。特に、この回路図が作図された昔と違っている(大いにあり得ます)
          ・GZ34の特性のばらつき
          ・流れる電流量が、回路図のものより大きい(これがバイアスの話です)

          以上の組み合わせで電圧の違いが出ますが、すべてが悪い方へずれれば、1割ぐらいになるはずです。明確にどれぐらいずれていると異常なのかは言えませんが、1割は目安にはなると思います。

          あと、電圧がずれた場合、そのままで良いのか、悪いのか、ということになると、まず普通最初に気にするのは、パワー管のプレート損失を見ることです。定格を超えると真空管の寿命が短くなるからです。ですので、まず、バイアスを調べて、プレート電流を測定して、その電流とプレートにかかっている電圧(360V)を掛け算して、プレート損失を計算します。そして、その値(2本分で出るので半分にして)を、規格表の許容値の26Wと比較します。

          それが26Wを超えていたら、わりと論外で、バイアスを再調整します。このアンプはAB級でしょうから、普通、目安として、26Wの70%を超えていると危険域と言われています。つまりだいたい18Wです。

          定格を超えていなければOKか、というとそれだけでなく、次に気にすることはきちんときれいに増幅作用が行われているか、という話になります。でも、これになると、ギターアンプの場合(実はオーディオですら)、明確な基準はありません。歪率が目安にはなります。良く言われるプッシュプルのクロスオーバー歪(AB級でB級動作に入った時。入力信号が大きい時です)とか、プッシュプルの上側と下側の動作点の違いによる出力トランスに流れる直流電流のせいで起こる出力トランスの特性劣化とか、技術的にはいろいろあります。

          このへんまでくだくだ書いていると、ふと初心に帰って、僕なんかは「もう、そんなのどうでもいいじゃないか、エレキをつないで弾いて自分が気持ちよければそれでいいじゃん。真空管がヘタったら交換すればいいじゃん」と言いたくなるわけです(笑

          そういうことが言えるのも、アマチュアの醍醐味で、プロはそれじゃ許されないんですよね。

          • 林様

            丁寧な説明をありがとうございます。プレート電圧の低下には色々な要素が起因しているようですね。新旧トランスや整流管の違い、ばらつきも考慮しないといけないのですね。私には技術的にややハードな話で少し難しいですが再度じっくり時間をかけて林様のレスを読み込んでゆきたいと思います。一割の低下という数字もあり得るという点では少し安心しました。

            取り急ぎ教えていただいたTransformer Shunt Methodにて測定したところ電流値は上下ともに(ペアで)約54maでした。この数値ですと5881に無理な働きをさせてはいないと理解してよいでしょうか?

            • 2本で54mAだと、まだだいぶ余裕がある感じですね。バイアス調整のVOLを回して、もうちょっと流しても良さそうです。音を聞きながらやってみても、面白そうです。

  4. お忙しいところ失礼致します。「フェンダー系ギターアンプの自作」の記事を拝見致しました。
    当該の記事を参考に私の高校の課題研究という授業にて、ギターアンプを製作しようと思っております。
    宜しければ製作した際の費用の総額と、必要な材料を教えて頂けませんか?
    ご返信をお待ちしております。よろしくお願い致します。

    • こんにちは~

      > お忙しいところ失礼致します。「フェンダー系ギターアンプの自作」の記事を拝見致しました。
      > 当該の記事を参考に私の高校の課題研究という授業にて、ギターアンプを製作しようと思って
      > おります。

      ご存知かもしれませんが、「フェンダー系ギターアンプの自作」のリンクの記事の下の方にあるように、このアンプは、下記の総合サイトの「工作編」でわりと詳しく、部品表や値段、実体図など解説しています。

      http://hayashimasaki.net/tubebook/

      それから、これを書籍にした

      https://www.amazon.co.jp/B-W/dp/4899774095/ref=tmm_pap_swatch_0?_encoding=UTF8&sr=&qid=

      にもう少しだけ詳しく書いていたりします。

      > 宜しければ製作した際の費用の総額と、必要な材料を教えて頂けませんか?

      費用は、ざっくりですが、だいたい2万円です。必要な材料は、ネジだとかなんだとか、細かいものも入れるとかなりの量になりますが、まずは、上記のサイトの部品表にかなり細かく書きましたので、そちらでいかがでしょう? 

      あと、一点、どうしても言わなくてはいけないのでが危険性です。片平さんが真空管につき、どの程度の知識をお持ちか分からないので、ひょっとすると釈迦に説法かもしれませんが、何も知らない高校生に真空管アンプを作らせるのは、それなりの危険を覚悟です。250V超えの直流部分があるので、それでまともに感電すると、命にかかわります。

      • 丁寧なご返信ありがとうございます。

        まず部品、費用についてですが、申し訳ない事に工作編のページを見落としていましたので、とても助かりました。すぐに閲覧させて頂きました。部品、費用等々、私が質問した事が本当に詳細まで記してあり、大変参考になりました。これからも製作を行う際に参照させて頂こうと思います。

        それから知識量についてのご返信をさせて頂きます。当方、工業高校の電気科に所属しておりますので、電気に関しての知識については差し出でようではありますが、必要最低限の知識は身に付いていると自負しております。
        勿論、真空管についての知識は持ち合わせておりませんので、講師の方々に助言を頂きながら製作を行おうと考えている次第です。

        私一人では、講師の方々に助言を頂くという考えすらなく、工程に行き詰ることや、最悪の場合、事故を起こしていた可能性すらありました。大変参考になる返信、誠にありがとうございます。

        それでは長々と失礼致しました。
        繰り返しではありますが、ご助言大変感謝しております。ありがとうございました。

        • 安心しました。真空管の面白さをぜひ、高校生に伝えてあげてください。何か、あればご遠慮なくご連絡ください。

  5. はじめましてではないと思うのですがよろしくお願いします。 手始めに林さんの0.1ワットアンプを作りたいのですが林さんのアンプはどこのコンデンサーを使っているのでしょうか47マイクロ 350Vの電解です、探せなくて見つけた
    物がルビコンの47マイクロ 350V ですがとびっきり安く(200円弱)ちょっと心配です。 反対にこの手のコンデンサーものすごく高いです。 手始めなのでちょっとでも音が出れば良いのですがアドバイス願えれば助かります。
    12AU7 1本 の0,1ワットのアンプです。

    • 鈴木さん、こんにちは~

      えーと、12AU7の0.1Wアンプというと、ひょっとするとオーディオアンプの方でしょうか? 作ろうとしているアンプがどの回路なのか教えてください。

      あと、47マイクロ 350Vの電解ですが、何を使っても基本的にOKです(偽物じゃなければ) 僕が使ったのは何だか忘れちゃいましたが、日本で買ったニチコンじゃなかったかなー 200円は安い方かもしれませんね、確かに。

      電解コンデンサーは、そこそこ回転のいい店で買えば大丈夫じゃないでしょうか。棚ざらしのままあまりに古いと劣化していることがあります。でも、そのせいで音が出ない、とかは、まず、無いです。

      • 行き違いになりましたね、 回路図は林さんの其のまんまです。 とりあへず作ってみます。
        ルビコンは全くの新品で8個(今後のため)購入しました。
        工作はすきなのですが設計 理論などはまるっきしダメです。

        • お世話になります。 期待どうり出来上がってみると音が全く出ませんでした、部品トランス類は指定の全く新品です、真空管はヤフオクで動作確認済みを使用。 スピーカは0.5ワットですが電池でつないで接触音は出たので問題ないと思います。 電圧は12AU71ピンで106V 6ピンで289V 8ピンで8.4V 3ピンで4.3Vです。お手数ですがチェックすべきところ教えていただけませんでしょうか。 真空管が不良の場合12AX7は手元にあるのですが差し替えて何らかのチェックに使えるでしょうか、よろしくお願いします。

        • 12AU7の電圧を見ると、2つの三極管はどちらも正しく動作しているので、真空管の不良ではなく、電源部も大丈夫だと思います。スピーカーは生きているということなので、あとは、信号周りの配線とハンダ付けでしょうか。

          入力ジャックの配線間違いとか、実は音源がきちんと入力されていないとか、ボリュームが絞ってあったとか、ボリュームの配線が間違っていた、とか、そのあたりの信号系のチェックをしてください。

          • あ、それから、このアンプでエレキギターをつないで弾いてもゲイン不足で音はほとんど出ません。念のため。

            • お世話になります。 0.1ワットというのが実感できなかったのですがシールドコードの先端を触ってスピーカに耳を当てるとかすかにジージー行ってます、 ギターアンプのラインアウトにつないで試してみます。

              • 再度ですが真空管を12AX7へ切り替えと問題は無いような気がするのですがもし良かったらご意見お聞かせください。
                音が出る出ないは別として。

              • はい、12AX7に差し替えても大丈夫です。定格ギリギリの可能性はありますが、たぶん、大丈夫です。12AX7にすれば、ひょっとすると、少しはエレキギターの音が出るようになるかもしれません。あるいは、逆にもっと聞こえなくなるかもしれません。

                12AU7から12AX7に差し替えると、ゲインは上がりますが、出力(0.1W)は減ります。

                0.1Wという出力と、ゲインは別の物なんですよ。ちょっと文で説明は厄介なんですが、0.1Wというのは、エレキを10、ボリュームを10にして一番大きな音を出したとき、0.1W分の大きさの音がスピーカーから出ますよ、という意味で、ゲインが足りないと、そもそも全部を10にしても0.1Wの最大出力に届かないんです。

                12AU7が1本だと、ゲインがたぶん、10ぐらいしかなく、エレキギターの信号が小さ過ぎて、0.1Wに届かないんです。12AX7だと50ぐらいは取れるんで、ぎりぎり最大出力に届くかもしれませんが、今度は最大出力がたぶん、たとえば0.02Wとか小さくて音が小さい可能性大です。

                • お世話になります。 アンプはパソコンラインアウトにつないでおかげさまで無事鳴りました、 しかし実験用としても0.1Wは小さすぎます。そちらの6AQ5(たまがないため6AR5等に切り替え)て作り直しする予定です。 ところで6AQ5アンプの出力トランスが25K:8となっておりますが7Kで良いんですよね22921もあるのですがリバーブ回路に使う予定もあるし12AU7のトランスも7Kとなっておりますので一応確認です。 これから回路設計も勉強したいのでよろしくお願いします。

                • 6AR5、ちょうどよさそうですね。

                  http://www.shinjo.info/frank/sheets/049/6/6AR5.pdf

                  これを見ると出力3Wぐらいで、トランスは7kΩでちょうどいいです。

                  • P-TF22921 は25K:8 で正しいんですね、失礼しました。 何を見たんでしょう。。。

                    • 度々です、 音が小さかったのはスピーカでした。 大きスピーカにつないだら音量もぴったりで0.1ワットで十分でした。
                      なんとかギターアンプまで作り上げてゆきたいと思います。
                      又其の時は宜しくお長居します。 林さんのアンプ講座で勉強中です。

                  • 12AU7のアンプは12AX7へ差し替えてよくなったのですが音をギターアンプのような歪のある音へ持ってゆきたいと思います。 まあ林さんの講座でじっくり勉強すれば良いのでしょうがとりあえずボリュームを500Kとか1Mへ付け替えてみようと思うのですが其の前に林さんのご意見お聞かせいただけませんでしょうか、まあ壊れることはないと思うのですがよろしくお願いします。

                    • 100kから500k、1Mに代えれば少しだけ音は大きくなりますが、歪のある音とか、そういう風にはなりません。12AX7を1本追加すれば、そうなります。

                    • ありがとうございます。リバーブエフェクターを繋いだら音がすごく良かったのでそれでも行けるかなと思いました。当初はトーンコントロールをつけようかなと思いましたが面倒なんで迷ってました。いずれ両方試してみます。

  6. こんにちは。
    3/11日にようやくアンプが完成しました。
    16日にAmazonに「真空管ギターアンプの工作・原理・設計」のレビューとアンプの画像をアップさせて頂きました。時間がありましたら見て頂きたく思います。
    レビューに僭越感を受けられましたら、どうかお許し願います。

    そこでまた質問させて頂きたいのですが、このアンプではOPTトランス2次側の灰色(4Ω−8Ω)のリード線を使用しているわけですが、2次側の青色(8Ω−16Ω)のリード線を使用すれば、単純に16Ωのスピーカーは使用可能と考えてよいのでしょうか?
    それが可能であれば、ダミー抵抗8Ω:16Ωとリード線の 灰色:青色 を同時に切り替えるセレクタースイッチを設置しようかと考えています。
    留意点等ございましたら御指南頂きたく思います。

    宜しく御願い致します。

    • こんにちは~

      Amazonレビュー丁寧にありがとうございます! 記述ミスのところも助かります~

      > そこでまた質問させて頂きたいのですが、このアンプではOPTトランス2次側の灰色(4Ω−8Ω)
      >のリード線を使用しているわけですが、2次側の青色(8Ω−16Ω)のリード線を使用すれば、単純
      >に16Ωのスピーカーは使用可能と考えてよいのでしょうか?

      はい、それで大丈夫です。スイッチ増設OKです。

      • Amazonレビューを閲覧していただき、ありがとうございます!(照

        8Ω:16Ω切り替えの件ですが、スピーカージャック使用時には16Ωのみで、ジャックから抜いたLine時にはダミー8Ωを通過するようにしました。
        今回のアンプに使用したスイッチ付ジャックは知ったかぶって購入してしまい、やたら端子が付いていて配線に苦労してしまいましたが、それをうまく利用して切り替え可能にしました。

        Line使用時にはダミーが熱くならないので配線上は切り替わっているはずですが、OPT内部で8:16は繋がっているのでテスターでの導通チェックが明確ではないです(-。-;
        聴感上も問題ないように聴こえてはいますし、トランスも異常な熱上昇は感じられません。
        が、もしOPTが8Ωに繋がったままで16Ωのスピーカーを使用した場合、他にどのような症状が出るのでしょうか。

        質問ばかりで申し訳ありません。

        • ミスです!
          Line使用時にはダミーが熱くなり、16Ωのスピーカー使用時には熱くなりません。
          すみません。汗

        • 最終的な姿がよく分からないのですが

          > もしOPTが8Ωに繋がったままで16Ωのスピーカーを使用した場合

          というのは、OPTの8Ωタップに16Ωのスピーカーを接続した場合、という意味ですか? それとも、OPTの8Ωのタップにダミーがつながったまま、16Ωのタップに16Ωのスピーカーを接続した場合ですか?

          • えとですね、、、2通りのパターンを想起しています。

            1つは御指摘のように8Ωのタップに16Ωのスピーカーを接続した場合。

            もう1つのパターンはダミーは通過せず、8Ω、16Ωのタップが共にスピーカーに接続されてしまった場合です。

            スイッチ付ジャックにどう配線したかを見て頂きたいのですが、「お問い合わせ」の欄から画像等送ることはできますか?

            文章での説明がうまく出来ないです 汗

            ジャック自体はステレオ仕様の物です。

          • お問合せでも画像はたぶんNGなので、メール(hayasim77@gmail.com)で直接送って頂くか、あるいは、もしFacebookをやっていたら、Facebookグループにこの「真空管ギターアンプ製作センター」があるので、そこに投稿していただくのが、一番便利です。

            https://www.facebook.com/groups/576378582484080/

            • Facebookは必要に迫られて登録したのですがアカ忘失状態です 汗
              なのでメールで画像送信させて頂きました。

              回路図の作法はあまりわかってないので見にくいかもですが、これで8Ω(LINE OUT):16Ω(SP OUT)が切り替わっていると思っています。

              宜しく御願いします。

            • 図、届きました。追ってみたところ、問題無く切り替わってます。

              これは、16Ωの外部スピーカーを使いたいので、このようにした、ということでいいんですよね? 

              で、次の二つの質問は、この送って頂いた画像の回路図とは別に聞きたいこと、と理解していいんですよね?
              (1)8Ωのタップに16Ωのスピーカーを接続した場合。
              (2)ダミーは通過せず、8Ω、16Ωのタップが共にスピーカーに接続されてしまった場合

              (1)はケースバイケースなんですが、乱暴に言うと、この程度のアンプならあまり違いは出ないです。実際には、8Ωのトランスに16Ωのスピーカーをつなぐと、この回路の場合、若干出力パワーが上がるので、フルテンで連続使用すると、出力管にいくらか負担がかかるかもしれませんが、大きな違いは無いと思います。

              (2)の意味がはっきり分からないんですが、8Ωと16Ωのタップをショートして、そこに16Ω(または8Ω)のスピーカーをつなぐという意味ですか? もし、そうだとすると、タップ間をショートするのは、良くないと思うんですが、すごく変な使い方なので、正直、ちょっと調べないと分かんないです。

              • ちょっと心配なんで補足ですが、8Ωのところに16Ωのスピーカーをつなぐのは、基本的には良くないことなので、止めた方がいいです。絶対やめてください、という人もきっといます。

                僕は性格がエー加減なブルースマンなので、ま、いいんじゃなーい? で終わりなんですが(笑

                • わぁ〜わぁ〜………
                  メチャ懇切丁寧にありがとうございます!

                  「問題なく切り替わってます」と言っていただいた時点で安心&解決です!

                  はい。16Ωの外部スピーカーを使いたいのでこのようにしました。

                  ただ、元々質問したかったことは、自分が考えた配線で間違いはないと思うが、16Ωと8ΩはOPT内部で繋がっているので配線後の導通チェックが明確ではない。
                  だけど使用感には問題はない。が、導通チェックに自信なかったので、実際には配線が周り周って(1)(2)のような事態が起こっていないかどうか、が質問(疑問)の趣旨で、意図的にそうしたいという意味ではなかったです。

                  分かりにくい文章ですみませんでした(^^;;汗

                  しかし…補足までいただいて、、、こんなど素人にこんなに誠実に丁寧に応対していただいたことに感謝感激感動です!

                  オーディオの方にも挑戦したいので、そちらの本も買います。

                  本当にありがとうございました!

  7. 林様
    初めまして
    「超初心者のための真空管アンプの工作、原理、設計まで」を拝見して興味を持ちました。
    参考にアンプを製作しようと思うのですが、エフェクターとして使わない場合は
    単純にスイッチや可変抵抗の部分を省くだけで大丈夫なのでしょうか?

    • こんにちは~

      はい、それでOKです。ただ、一点、出力トランスの2次側のスピーカーにつながってる方の、片方の線はグランドに結線してください。どっちの線でもいいです。これをしないと、必ずというわけではないですが、ノイズが増えたりトラブルになることがあります。

      • そうなんですね!ありがとうございます。
        林さんの説明がすごくわかりやすいのでとても勉強になります。
        これからアンプ作るのが楽しみで仕方ないです!

  8. 初めまして。
    また、明けましておめでとうございます。

    「真空管ギターアンプの工作・原理・設計」を読み、アンプを作る気になりました。

    私は小学生の頃から半田ゴテを握っているのにテスターの一つも持ってないという不思議なヤツでして(笑)今回はさすがに必要と思い、お薦めの通りデジマルも購入しました。

    にしてもこの本はすごい!

    もう10年ほど前になりますが、自分の愛用してたMarshallが故障し、自力で治そうと初心者向けの本を購入するも理論が先。目的のバイアスに関するところに中々辿り着けず断念。
    おかげで400〜500Vの感電は体験できましたが…汗笑

    こんなアホな私にギターアンプを作る気にさせてくれたこの本はホントにすごい!と思います。

    さて。アホな自己紹介はさておき、教えて欲しいことがあります!

    今回のアンプ作成にあたり、ライン出力のVRを、私は前面(GAINの右あたり)に配置したいと考えています。
    ハムやノイズ対策に関する配線の取り回しや、もしくはやめておいた方がよい、等、留意点がありましたら御指南いただきたく思います。

    唐突で申し訳ありませんが、宜しくお願い致します。

    • ミケさん、こんにちは~ 本が役に立ってよかったです。

      > 今回のアンプ作成にあたり、ライン出力のVRを、私は前面(GAINの右あたり)に配置したい
      > と考えています。ハムやノイズ対策に関する配線の取り回しや、もしくはやめておいた方
      > がよい、等、留意点がありましたら御指南いただきたく思います。

      ライン出力のVRのところはかなり信号がでかい部分なので、VRを前面に引き回しても大丈夫です。VRの三本の線を捩るみたいにして、配線するのがいいかな。で、その線が、初段の12AX7のあたりに接近しないように注意します。接近するとたぶん発振します。

      あとはシールド線を使ってVRまで伸ばす、という手を使うと、ノイズについても発振についてもかなり安全です。シールド網の中に線が2本入ってるタイプのシールド線で、VRまでの3本を配線しちゃえばいいかなと思います。

      • こんばにちは!

        早々に対応をしていただいたのに御礼が遅れてすみません!

        2芯シールドが手元にないのと、近くにパーツ屋もないので1芯シールドを2本捩って伸ばしてみます。

        元々日曜大工派なのでそこそこの工具は揃っていて、シャーシの加工段階でワクワクしてました。

        が、サクサク加工を済ませるつもりが段々とこだわりが出てしまって追加工や塗装もしたくなってしまい、ようやくプライマー塗装が終わったところです。汗

        出来上がったら画像をアップさせていただきます。

        ありがとうございました!

  9. 林さん、明けましておめでとうございます。

    新年早々また質問で恐縮なのですが、

    只今マーシャル18wのキットel84のppを自作しております。

    先日、組み終わり火入れしたのですが、音が出ません。

    電源スイッチオンで真空管は問題なく点灯します。
    ヒーターも6.3vが来ており電源トランスの各電圧も正常でした。

    しかし、スタンバイオンで何も起きずノイズさえも聞こえません。

    回路配線も何度も見直したので大丈夫と思います。

    もちろんギターをインプットにアウトにスピーカーをつないでおります。
    スピーカーも正常でした。

    部品も全て新品なのですが、この時点でどんな原因が考えられるでしょうか?

    僕は出力トランスが断線しているのでは?と思っているのですが、
    新品でトランス断線なんてあまり考えられないですか?

    通常、スタンバイオンにするとブンッと一瞬手応えのある音が
    聞こえると思うのですが、それもなくシーンとしてます(泣)

    林さん、

    ご意見よろしくお願いいたしますm(__)m

    • こんにちは~

      シーンとしているということは、出力管が働いていないということですね。

      まず、電圧です。2本のEL84の7番ピン(プレート電圧)を測ります。300何十ボルトあるはずです。まずは、そこからでしょうか。

      新品部品のキットですし、出力トランスの断線はほとんど考えにくいです。配線は見直してもミスがあるものだし、部品の付け間違え、トランスの線の間違い、はんだ付け不良など、いろいろあるものです。

      • 林さん、早速ありがとうございます!

        そうですよね。

        El84の電圧と配線を見直してみて、またご報告致します。

        • 林さん、EL84のプレート電圧ですがそれぞれ約340VDCで正常でした。

          配線も見直しているのですが、異常なところが見当たらず
          あいかわらず不気味なほど静かで、完全に壁にぶちあたって
          おります!

          実体配線図もあるので再度引き続きミスがないか確認していきます。

        • ってことはOPT(出力トランス)の1次側は大丈夫ってことですね。

          ただし、EL84が完全に死んでるかもしれないので、それを確かめるには、回路図が必要ですね。固定バイアスか自己バイアスか分からないので。回路図あります?

          (僕だったら、プレートとOPT中点の間にテスターのDC電流レンジをつないでプレート電流を直接見ちゃいますが。。。)

          で、EL84もOKだとすると、2次側とスピーカーの間ってことになりますね。スピーカーが生きてるとすると、そのどこかが接触不良か(シールドで接続してるのかな?)、ほとんど考えにくいですがOPTの2次側断線ですね。断線は、テスターで直流抵抗測ればすぐ分かります。

          • 林さん、ありがとうございます。

            これはmojotoneというアメリカのアンプキットで
            Marshall1974xのコピーです。自己バイアスです。
            (ホームページから回路図がダウンロード可能です。
            British 18w kitというやつです)

            El84ですが、手持ちの他のペアに差し替えてみましたが
            状況変わらず、真空管は大丈夫と思います。

            スピーカーはスピーカーケーブルで接続してます。

            では、トランスの2次側の導通とスピーカーまでの接続を
            調べてみます!

            • えーと、真空管が死んでるというのは、球自体が死んでるだけじゃなくて、そもそも電流が流れてない場合も含む、です。そういうことが起こるのは、カソード抵抗が正しく実装されてない場合なんですが。

          • 自己バイアスなら、EL84のカソードの電圧をまず測ります。何十ボルトかが出てればOKです。

            • 林さん、EL84のカソード電圧は
              3番ピン 各10Vでした。

              OPTの2次側は導通ありです。

            • 10V出てれば2本合わせて66mA流れてるんで、まあいい線なんじゃないっすかね。

              ってことは、もう2次側以降のみですね。ホントにスピーカーに耳付けてもうんともすんともいってませんか?

              ホントなんの音もなければ、あとは、出力オーム切り替えのスイッチ、ジャック、ケーブルそのもの、スピーカー側の接続、ぐらいですね。スピーカーがOKなのはなんか別のアンプでチェックしたんですか?

              • 林さん、音出ました‼

                やはり、スピーカーが死んでました。
                スピーカーの+と-の端子で導通があったので
                すが…

                他のアンプのスピーカーで試すとガンガンに鳴りました。お恥ずかしい。

                実はこのスピーカーは某オークションで落とした物です。つかまされてしまいました。

                にしても、今回も大変お世話になりました‼

                毎回思うのですが、トラブルが起こり質問して理論を少しずつ理解することができており、楽しいです。

                林さんからすると超初歩的な話でしょうが、僕の充実感はすごいです。

                お時間とお知恵を借りましてありがとうございました。

              • おお! 鳴りましたか!!

                そうなんですよ、こういうトラブルでだんだん学んで行くんですよね。僕も一体何回やったか分からないほどです。

                ではでは、これからもお互い楽しく工作しましょう~

  10. 9年ほど前、三軒茶屋セッションでご一緒した者です。
    ご無沙汰しております。
    ブルースジュニア改造、拝見しとても勉強になりました。
    Billm さんのサイトも見ました。

    そこの “Series Ⅲ Blues Junior : What’s Different ?” に
    フェンダーは
    「 “sparkle mod” で、コンデンサー、C10はジャンパーでスルーし、C9は取り除いた」
    と書かれています。

    私のUSA製の古いブルースジュニアのグリーンの基板を見ると
    確かに、C10とC9の場所には、0033uf と 1500pf が載っていますが、
    新しいⅢのクリーム色の基板を見ると何もありません。

    確かにUSA製のブルースジュニアは、最近のⅢよりダークです。

    「Ⅲがブライトすぎるなら、C10に1500~300pf を加えると良い」と
    Billm さんは書いているように思ったのですが、
    理論的な観点から、どのように思いますか?

    古い方のブルースジュニアが、私にはちょっとダークなので、
    C9を取り除き、C10をスルーさせるか数値を変えるかしてみようと思います。
    ご意見をいただければ幸いです。

    • 三茶のセッション! 9年前! ステージpfですかね。あの店、とうとう半年ぐらい前に閉じちゃいましたね。懐かしい。

      > 私のUSA製の古いブルースジュニアのグリーンの基板を見ると
      > 確かに、C10とC9の場所には、0033uf と 1500pf が載っていますが、
      > 新しいⅢのクリーム色の基板を見ると何もありません。
      > 確かにUSA製のブルースジュニアは、最近のⅢよりダークです。

      へえ、そうなんだったんですね。回路図を見ると、C10は回路に直列に、C9は並列に入ってますね。ですので理論的には、C10は容量が大きいほどダーク(低音がたくさん通る。高音は変わらず)、C9も容量が大きいほどダーク(高音が削れる。低音は変わらず)、です。

      > 「Ⅲがブライトすぎるなら、C10に1500~300pf を加えると良い」と
      > Billm さんは書いているように思ったのですが、

      ⅢにはそもそもC9もC10も無いんですよね? なので「加える」も変な気がしますが、これはたぶんC10じゃなくてC9の方だと思います。

      C10にもし0.033μFが付いているとすると、1500pF~300pFを加えても、0.0345μF~0.0333μFにしかならず、変化が少な過ぎてたぶん、何も起こりません。

      > 古い方のブルースジュニアが、私にはちょっとダークなので、
      > C9を取り除き、C10をスルーさせるか数値を変えるかしてみようと思います。

      C9を取り除くのは、いいと思います。僕も、このC9がなぜあるのか分からないんですよね。音をダークにするだけ、って気がするので。でも、ひょっとして発振防止だったりすると、外すと発振する恐れがあるんですが、ちょっとやってみないとわかんないです。

      そののち、C10を調整します。小さくすれば低音が削れてキンキンした音になるし、大きくすれば低音が出てフラットになって行きます。

      • 林 様。
        返信、ありがとうございいます。
        ところで、セッションは正確にいうと、若林。
        ラヂオでした。
        初めてで心細かった私に最初に話しかけてくれたのが、
        林さんでした。
        店置きのギターなのに、すごくいい音で弾いていたのでびっくりしました。

        ところで、早速C9を取ってC10をスルーしてみました。
        するとコモっていた音が晴れやかになりました。
        でも、ちょっと低音が多いような感じなので、
        C10で低音調整をしてみようと思います。

        ありがとうございました。

        • なんと、ラヂオでしたか。ラヂオはまだ健在ですね。
          外国住まいでだいぶご無沙汰しちゃいましたが、今度帰国した時は、行って来よう~

  11. 林さん、初めまして。たぶん同じ年のブルーズ好きです。Champタイプもわくわくしました。そこで、家で気兼ねなく使えそうな1Wミニアンプとても期待しています。キットとかになるととても魅力的です。

    • Takedaさん、こんにちはー

      リアクション遅れっちゃいましたが、コメントありがとうございます。
      1Wアンププロジェクトも止まったまんまですが、再開したいです~

      • 林さん、こちらこそありがとうございます。
        4~5年前のFierFly Ampとかも見たり聞いたりしているのですが、
        どうも、林さんのデモの1Wの出音が良いです。
        再開、期待しています。

  12. Spiceで真空管をシミュレーションしてみようと考えてネットを探していてたどり着きました。

    本当に懇切丁寧に解説されていて,とても助かりました。おかげさまで小生も無事に真空管でSpiceシミュレーションをすることができるようになりました。

    つきましては,小生のブログでこのページを参考にさせていただきました,とリンクつきで紹介したいと思っているのですが,いかがでしょうか。

    事前にご許可をいただきたく,よろしくお願いします。

    • いるちゃんさん、こんにちは~

      もちろんOKです、よろしくお願いします。
      お役に立ててなによりです。

      • 林さん,どうもご快諾,ありがとうございました。近日中にブログでリンクさせていただきます。

  13. 林さん、お久しぶりです。

    毎度お世話になっております!
    また 質問がありよろしくお願いいたします。

    キットから自作したツイードチャンプ(林さんのヘッドタイプでなく)
    があるのですが、寄生発振とハムノイズがあり入力から初段のラインをシールド
    線に変えてみようかなと思っています。

    ノイズは弾いてる時はマスキングされてあまり気にならないんですが。
    部屋でクリーンで鳴らすとやはり聞こえます。ヒーター線はねじって
    シャーシに這わせております。ハムはある程度は仕方ないと思うのですが、
    寄生発振がある音程で出ることがあり気になります。

    その際、配線ですがシールド線のグラウンド処理は片方だけ落とせばいいの
    しょうか? ネットで皆さんの改造を見るとどうもそんな感じにみえます。

    ご回答よろしくお願いいたしますm(__)m

    • こばみちさん、こんにちは~

      > その際、配線ですがシールド線のグラウンド処理は片方だけ落とせばいいの
      > しょうか? ネットで皆さんの改造を見るとどうもそんな感じにみえます。

      はい、片側だけがいいです。両側をつなぐと、おそらくこの場合、いわゆる「アースループ」というのができてノイズを拾いやすくなるので片側だけが無難です。この場合、入力ジャック側で落としておけばいいと思います。

      しかし、それより、寄生発振とハムノイズの方が問題ですね(シールド線化で直ればいいですが)

      キットで作っているからには、普通はレイアウト考えられているでしょうから、発振とかしないはずだけど、なぜでしょうね。出力信号が入力部の近くを通っている部分、ないですか? あとハムですが、「ジー」というノイズですか? それとも「ウーン」というノイズですか? 真空管のヒーターの片側はグラウンドに落ちてますか?

      • 林さん、ご連絡ありがとうございます。

        シールド線の説明、何故片方だけかよくわかりました!

        ハムは「ウーン」という感じです。

        気になってyoutubeなんかで他の方の
        チャンプを見たら同じようなものもあり、
        こんなもんかな?と思ってました。

        ビンテージの本物も似たようなノイズが出ている
        動画がありました。

        ヒーター線も片側はアースに落としてあります。

    •  林さんお世話になります、以前オーディオアンプとギターについて質問したものですが、もう忘れていられると思いますが。 今は本格的な300Bオーディオアンプに直接つないでピエゾピックアップを使ったギターを鳴らしています、普通のエレキギターよりこの組み合わせが似合うというのが実感です。なにより生ギターそのものの音が出ます300Bのせい?
       スピーカーの前だけです、ちょっと離れると音がボヤケます。このボケ対策に何かいい方法はないでしょうか? こんな音が好きです。https://goo.gl/photos/AQ3ZJhRhjKykUVVb8 これにオーバードライブかましたものもすきです。

  14. 林さん、お久しぶりです。
    お聞きしたいことがあり、質問させていただきます。

    知り合い(と言ってもかなり年上ですが)が作りたいと言っているアンプがあって、回路図をメールでお送りします。
    高校に入学してから、あまりの忙しさで電子工作からは完全に離れてしまった毎日が続いていましたので、まったく能力が進歩していません。
    回路図からなら作れるだろうと思っていたんですが、いざやってみると抵抗の消費電力の計算ができないことに気付きました。
    いろいろと調べてみて、何度も計算してみても上手くいきません。
    このような、回路図から抵抗やコンデンサの定格を決定していく場合はどのようにしていけばよいのでしょうか?

    ギターアンプではなくオーディオアンプですし、本当に初歩的な質問で申し訳ないです。
    よろしくお願いします。

    • たかちゃん、お久しぶりです。

      はい、回路図送ってください。回路図の親切度にもよりますが、回路図だけから抵抗コンデンサの定格を完全に決定して行くのは、決して初歩的ではなく、わりと難しい場合が多いです。

      いずれにせよ、回路図を見て考えましょう~

      • 難しいものだと言っていただいて少し安心しました。
        メールで送りましたが届いてませんか?

      • いま見たらスパムフォルダの中にありました。

        なるほど、これですか。ダイナミックカップルドアンプというのは初めて知りました。なるほど、こういうものですか。出力管は特殊ですね。回路図を見た限り、なかなか手ごわい中級以上の感じですが(電圧も電流も高め、部品も大きめ、重量大、部品が高価格)、きちんと作れば大丈夫でしょう。

        幸い、回路図に電圧も電流も書いてあるので、抵抗コンデンサの定格を決めるのはそれほど大変じゃないです。ただ、どうやって決めるかを解説するのは、なかなか大変ですね。

        http://hayashimasaki.net/tubebook/tubebook30.html#1

        ここに若干は書いてあるんですが、これでは初心者は分からないかも。たかちゃんが自分で分かるところを考えて、それを僕が見る、というのでもいいですね。分からないところは、分からないと言ってくれれば、僕が解説して決める、みたいな。

        • 早速お答えくださってありがとうございます。

          出力管やトランス等の主要な部品は揃えました。
          あとは抵抗とコンデンサをそろえるだけなんです。

          そのページも見つけて、読みながらやってみるんですが上手くいきません。
          たぶん、基本的なところがわかっていないんだと思います。

          一番わかりやすいところをひとつ例にして教えていただけませんか?

          例えば、6L6のプレートに繋がっている10kの抵抗だと、0.015²mA×10000Ωではダメですか?
          あと、チョークの下の100μのコンデンサの場合だとかかる電圧は410Vでいいんでしょうか?その場合だと定格の設定はどのくらいでしょうか?

          よろしくお願いします。

        • > 6L6のプレートに繋がっている10kの抵抗だと、0.015²mA×10000Ωではダメですか?

          それでOKです。0.015²A×10000Ω=2.25W になり、ディレーティング(熱などの要因で定格が落ちる)を考慮してふつう2~3倍にするので、3倍にして6.75Wになります。実際に買うときは8Wとか10Wになると思います。

          ちなみにディレーティングを2倍にすると4.5Wになり、5Wの抵抗が使えていいなあ、と思うんですが、この辺は考え方次第です。実装をきちんとして放熱してやれば、5Wでも大丈夫ですが、特に真空管アンプではそうもいかず、シャーシーの中はけっこう熱いですし、やはり定石通りディレーティング3倍で選定した方が安全です。

          > チョークの下の100μのコンデンサの場合だとかかる電圧は410Vでいいんでしょうか?

          はい、だいたいその電圧です。ただ、厳密にはこの部分は整流後のリップル(取り切れていない交流分)が数ボルト乗るので(どれぐらい乗るかは、一応概算できる。下記参照)、その分を加える必要があります。

          http://hayashimasaki.net/tubebook/tubebook28.html#4

          あと、この410Vは実測値だと思いますが、実際に作ってみると当然部品の違いにより最悪で1割程度の誤差が出ます。仮に1割高くなっちゃうと451Vになりますよね?(低く出れば問題ないけど) 

          以上のような事情から、おおざっぱには1割程度高く取った方が安全で450V耐圧が順当だと思います。

          あと、この平滑回路の部分は、電源スイッチを入れてから、アンプの出力管が温まって電流が流れるまでの数十秒間、高圧がかかります。電源トランスの出力電圧×√2で、350V×√2=495Vです。しかも、実際にはトランスの出力電圧は電流が流れないと1割ぐらい高くなるので545Vぐらいになっちゃいます。

          この回路では、直熱型整流管を使っているので電圧が上がるのが遅れ、545Vの時間は短いとは思います。あと出力管も直熱で、温まるのが速いので、その点でも、545Vは短時間だと思います。

          30秒以下の短時間は、やはり規格で決まっていて(サージ電圧)、定格電圧以上をかけても大丈夫なように作られていて、この回路なら450Vの耐圧の電解コンデンサを使ってもたぶん大丈夫です。ただ、僕は気持ち悪いんで、余裕を持って、この場合なら500Vを使います。545Vは500Vを超えてますが、サージ電圧内と判断して、安全だと思います。

          サージ電圧規定はぺるけさんのページに紹介されてます。
          http://www.op316.com/tubes/tips/data8.htm

          以上から、結論で言うと、500V耐圧をお勧めします。

          以上長々とした説明で分かると思いますが、抵抗コンデンサの定格を決めるのは、ぜんぜん簡単じゃないんですよ。以上の説明でも端折っているところが多々あり、もっともっとたくさんの要因があります。

          こういう技術って、純アナログなもので、真面目に追及すると製品の信頼性の問題そのもので、プロフェッショナルな分野です。ちなみに、昨今、日本の電化製品の質が落ちているように思えますが、この手のアナログ技術がきちんと伝承されていないのもその一つの要因と言われてたりします。

          • ありがとうございます。
            詳しく説明いただけて、すごくわかりやすいです。
            本当に難しいことだという事が、実際にやってよくわかりました。

            色々と考えてみてもなかなかよくわかりません。
            717の右側の430kと82kの抵抗を計算したのですが、ともに1/2Wで大丈夫でしょうか。
            その他も考えてみたんですが、各抵抗やコンデンサにかかる電圧と電流がよくわかりません。
            あと、811のカソードについているボリュームは値が書かれていませんが、どう決定すればいいですか?この位置だと、結構W数の大きいボリュームがいるのかなと考えているのですが。矢印も意味が分かりません。
            それにもうひとつあるんですが、電源トランスのヒーター用の電源なのですが、この記号はブリッジダイオードの事でいいんでしょうか?

            結局、ほとんどの箇所がわかりませんでした。色々と調べながら考えてみたんですが、ギブアップです。

            林さんのおっしゃる通り、こういうアナログ回路がとってもプロフェッショナルな分野であるんだとわかりました。
            現代の製品と比べると、こんなに単純な回路にここまでの奥深さがあることにびっくりします。そんなところが魅力なんでしょうね。
            林さんの、ギターアンプの回路図のビジュアルがかっこいい!というのはすごく共感しますし、その考え方はすごく好きです。林さんの文章は読んでいて楽しいです。

          • > 717の右側の430kと82kの抵抗を計算したのですが、
            > ともに1/2Wで大丈夫でしょうか。

            はい、その2つは計算すると1/2Wで大丈夫ですね。ちなみに真空管回路では、抵抗のW数が1/4Wより小さくても、ふつう1/4W以下の抵抗は使わず1/2W以上を使った方が無難です。ワット数が小さいと耐圧が低めなことが多く、真空管回路は高圧なので、1/2W以上の方が無難なのです(もちろん、規格内で使っていれば大丈夫なんですけど)

            > 811のカソードについているボリュームは値が書かれていませんが、
            > どう決定すればいいですか?この位置だと、結構W数の大きい
            > ボリュームがいるのかなと考えているのですが。

            ハムバランサ―ですね。直熱管の交流ヒーター点火では必須で、この回路では直流点火ですが、それでもこのハムバランサ―でハム成分をバランスさせてノイズを低減します。ハムバランサ―の抵抗値は100Ωがだいたい定番で、お店に行くと「ハムバランサ―」として売っていたりします。実際は50オームでもいいんですが、100ΩのVRでいいんじゃないでしょうか。

            で、ワット数ですが、ここは、ヒーター電圧の6.3Vがそのまま流れるのに加えて、811のプレート電流も流れるので、それらを足した値ですね。6.3×6.3/100=0.4Wと、プレート電流93mAが流れるので0.093×0.093×100=0.86Wで、二つを足して1.26W。3倍のディレーティングをかけると3.78Wになります。だいぶでかいですね。

            これぐらいのVRになると、通常ものはあまりないかもしれず、巻き線型のものかな、って思います。上述したようにハムバランサ―として売っているワット数の大きいものを選ぶといいんじゃないかと思います。

            僕は実は、こういうでかいアンプって作ったことがなくて、あんまり経験がないのが正直なところなんですが。

            > 矢印も意味が分かりません。

            これは、左下の6.3Vを整流して直流にする回路の左端の矢印と接続する、という意味です。

            > この記号はブリッジダイオードの事でいいんでしょうか?

            その通りです。811Aは4A流れるので(すごいですね!)、4A流せるブリッジダイオードを使って、たぶん、放熱も必要です。

            それ以外は、またのちほど。

            • ご回答ありがとうございます。
              旅行に行っていて確認が遅れてしまいました。

              真空管の回路で1/4Wの抵抗をあまり見ないのはそういうことなんですね。
              この811Aという真空管は色々とすごい球のようです。
              この前ヒーターを試しに点けてみましたが、電球の様でした。
              4Aなんて恐ろしい。
              その作ろうとしている方もそこに惹かれたようですが。
              ぼくがこんなデカアンプに関わるとは思っていませんでした。

              ダイオードやハムバランサーを探してみましたが、ネットで手に入りそうなので一安心です。

              すこしづつ分かっていくと楽しいです。

            • ご回答ありがとうございます。
              旅行に行っていて確認が遅れてしまいました。

              真空管の回路で1/4Wの抵抗を見ないのはそういうことなんですね。

              この811Aという球は色々とすごい球のようですね。
              試しにヒーターを点けてみたんですが、電球のようでした。
              4Aとは恐ろしいです。
              その作ろうと言って来た方も、そこに惹かれたようです。
              まさか自分がこんなデカアンプに関わるとは思いませんでした。

              ハムバランサーもダイオードも調べてみるとネットで買えそうなので安心しました。

              すこしづつ分からないところが分かっていくと楽しいです。
              他の箇所もよろしくお願いします。

              • すいません、遅れていないと思い、二重送信になってしまいました。

              • コンデンサの0.9μF、22μF、0.18μF、68μFは、電源を入れた時、数十秒(何秒かはっきりわからない)は500V以上がかかります。なので、100μFのときと同じように500V以上にしておいた方が安心かな、と思います。
                220μFはたかだか2Vていどなんで、それ以上ならOKです。1200pFは電圧がほとんどかからないのでなんでもOKです。
                あと、ヒーター用整流回路の電解コンデンサは、かなりでかいものを使うのが普通で、10000μF、16Vですかね。けちったとしても4700μFぐらい。

                以上がコンデンサです。抵抗は、分かりますか?

                • ありがとうございます。

                  抵抗ですが、わからないところがあります。
                  830k 1/2W
                  18k 1/2W
                  200k 1W 
                  0.1Ω 5W
                  で大丈夫でしょうか?
                  あと、717Aの下の1k、62Ωには何V掛かりますか?
                  よろしくお願いします。

                • > 830k 1/2W

                  は330kの間違いかな? OKです。

                  > 18k 1/2W
                  > 200k 1W 
                  > 0.1Ω 5W
                  > で大丈夫でしょうか?

                  OKです。

                  > あと、717Aの下の1k、62Ωには何V掛かりますか?

                  ここは、カソードの電圧1.4Vを分圧した電圧がかかりますが、もちろん1.4Vを超えないので、消費電力は微々たるもので、1/2Wで大丈夫です。

                • ところで200kΩですが、これは電源回路に並列に入っていて、ブリーダー抵抗と言います。ここは、電源オンの最初の数十秒500V程度になるので、計算すると1.25Wです。1Wでもその程度の時間なら大丈夫ですが、僕だったら、2W以上を使います。

                  • 詳しくご解説くださり、ありがとうございました。
                    おかげさまで、部品の定数はひと通り決められました。
                    なんとなく、決め方の流れが理解できた気がします。
                    早速、部品を注文して、製作を進めていきたいと思います。
                    完成しましたら、報告させていただきます。
                    またわからない事があった時はよろしくお願いします。
                    林さんのおかげで本当に助かりました。ありがとうございました。

  15. はじめまして。電子工作はド素人の者です。
    昨年妹が真空管を3球誕生日プレゼントしてくれたので「真空管アンプの工作、原理、設計まで」を参考にChampを製作致しました。
    今までは安物8”トランジスタアンプを使っておりましたが、Champと交換したら音質が一皮むけた上に伸びやかになったように思います。
    おかげさまで大変満足なものが出来上がりました。ありがとうございました。
    で質問です。
    マンション住まいのためできたらヘッドフォンを使って使用したいのですが、
    1.それは可能でしょうか
    2.可能な場合スピーカー出力、出力のどちらにヘッドフォンを差し込むのでしょうか
    3.どういった規格のものが適してますでしょうか(例:出力何ワット程度など・・)
    恐縮ですが何卒ご回答の程よろしくお願いいたします。

    • 流さん、こんにちは~

      > 2.可能な場合スピーカー出力、出力のどちらにヘッドフォンを差し込むのでしょうか

      このままの回路で差し込むとしたら「ライン出力」の方です。スピーカー出力の方に挿すと、かなりVOLUMEを絞らないと音が大き過ぎると思います。あと下手に音量最大で弾くとヘッドフォンを壊す可能性もあります。

      ライン出力にヘッドフォンを挿したことが無いのですが、ただ、今度は音量が小さすぎるかもしれません。

      >3.どういった規格のものが適してますでしょうか(例:出力何ワット程度など・・)

      ヘッドフォンは基本、なんでもいいです。ヘッドフォンによってインピーダンスが違っていて、16オームから300Ωぐらいまでばらばらで、それぞれ音量の大小があるのですが、一概に、これがいい、と言えないんです。

      ちなみに、ヘッドフォンの回路はここに解説があります。

      http://hayashimasaki.net/tubebook/tubebook16.html#2

      結局、いまのChampコピーの僕の回路で流用するなら、「ライン出力」にヘッドフォンをつなぐようにして、ライン出力の出口の10kΩのVRにつながっている10kΩの抵抗に1kΩとか500Ωとかの抵抗を並列に接続して(ワニ口とかで仮り接続する)、それでヘッドフォンの音量がちょうどいいものを見つけるといいです。並列の抵抗値が小さいほど音量が上がります。

      • ご回答誠にありがとうございます。
        とっくに記事があったのに全く気が付きませんで大変失礼致しました。
        記事を参考にヘッドフォン接続をしたいと思います。

        出来上がったものが予想以上に満足いくものだったので久々に練習が楽しくて仕方がありません。
        ド素人にもわかりやすい記事、誠に有難うございます。

  16. こんにちは。
    fuzz(実用版)の記事を参考に、fuzzの自作に挑戦している者です。
    実体配線図をみながら、制作を行い、どうにか完成までこぎつけたのですが、音が出ません。
    そこで、原因を探っていたところ、トランジスタの足の配置が間違っている事に気が付きました。ところが、写真、図と同じ向きにとりつけると、エミッタ、コレクタ、ベースの配置が違うように思えます。
    図のトランジスタの向き、図に書いてある配置(B,C,E)はどちらが正しいのでしょうか?

    もしくは、全然関係ないところで音が出ないのでしょうか、、、
    エフェクターの自作は初めてなので、見当違いの質問かもしれません、、、
    バイパス音は鳴るのですが、スイッチを踏むと音が全く出ません。
    良かったらお返事を頂きたいです。

    • あ! これは大変失礼しました! 

      2SC1071の方ですが、CとBを裏側の見えないところでクロスさせていて、それが実体配線図に反映されてませんでした。なので、この実体配線図のまま配線すると、2SC1071の接続が正しくなく、たぶん、鳴りません。それどころかトランジスタを壊している可能性もあります。申し訳ない。。。 気づきませんでした。

      すみませんが、正しい接続にしてやり直してみて下さい。トランジスタを壊している可能性もあるので、可能なら新品で。

      ところで2SC1071は入手できましたか? ほとんど流通してないみたいなので。

      • 本文の実体配線図にトランジスタのピン配置と、注意書きを追加しておきました。

        • 2sc1071は入手できなかったので、2sc1815で代用しようと思いましたが、まずかったでしょうか、、、
          また、手持ちのデータシートと、ピンの配置が違うように思うのですが、自分のまちがいでしょうか。
          丸っこい方と対面してみたときに、左から、E,C,Bなのでは、、、と

          また、ゆくゆくはアンプ制作を行いたいので、「真空管ギターアンプの工作・原理・設計」
          を読ませて頂いてます。また、ここでたくさん質問を行うことになるかもしれません。よろしくおねがいします。

        • 「2SC1815 ピン配置」でGoogle画像検索するとたくさん出てきます。

          実は、僕もネットで最初に出てきたデータシートを見てみたら「丸っこい方と対面してみたときに、左から、E,C,B」というのが出てきてだいぶあわてました。でも画像検索で見ると僕の載せたやつの方が合ってるみたいです。しかし、なかにはBが真ん中というデータシートもあるそうで、ネットは信頼できませんねー ただ、多数決を取ると「丸っこい方と対面してみたときに、左から、B,C,E」のようで、それが合っているみたいです。

          > 2sc1071は入手できなかったので、2sc1815で代用

          はい、それは大丈夫です。代用でも間違いなく鳴りますが、音は2sc1071とは変わりますけど。2sc1071は増幅率が低いタイプなんです。いまどきは、もう増幅率の低いトランジスタはほとんど売ってません。2sc1815もいくつも種類があり、増幅率の低めなのから高いのまでありますが、低めのタイプはもう売ってません。というか2sc1815自体が廃版になりましたが。。

          > また、ゆくゆくはアンプ制作を行いたいので、「真空管ギター
          > アンプの工作・原理・設計」を読ませて頂いてます。また、
          > ここでたくさん質問を行うことになるかもしれません。
          > よろしくおねがいします。

          はい、よろこんで。

  17. 林さん、こんにちは。
    林さんの本を買って、いざアンプを作ろうと決心しパーツを集めていたのですが、東栄のP-75が人気商品のため在庫ありませんと言われてしまいました。何か代替機のような電源トランスはないでしょうか?同じく東栄のP-100などそのまま使っても問題無いのでしょうか?
    ご教授願います。

    • こんにちは~

      はい、P-100でも大丈夫です。電圧(280Vが二つ)が同じで、電流(75mA)がP-75より大きければ何でも使えます。あとはヒーターですが、12AX7と6V6GTに使用するのが6.3Vで0.75A、5AR4に使用するのが5V、0.19Aで、電源トランスは電圧が同じで電流がこれより大きければ使えます。なのでP-100でOKです。

      P-100で作ってみてください。上述が同じならノグチトランス( http://www.noguchi-trans.co.jp/ )でも春日トランス( http://www.e-kasuga.net/ )でもOKです。

      それにしてもP-75が人気で売り切れとは、僕の本のおかげかなあ(笑

      • 早速、回答して頂きましてありがとうございます!しかも、こんなに早く親切に!

        アンプの自作は初めてなので林さんの本をしっかり読んで無事完成まで辿り着きたいと思います。

        また、分からないことがあったら質問させて頂くと思いますが、宜しくお願いいたします。

  18.  こんにちは。林さん、お久しぶりです。

    だいぶ前Facebookが何だか煩わしく思えて辞めてしまったのですが、林さんの情報を見れなく
    なったことが今更ながら残念です。
     
    以前製作したdeluxe reverb 回路AB763はその後、出音も上々で快調なのですが
    また1つ質問があります。

    毎度ビブラートが電源を入れてから1~2分後でないと機能しません。一度かかるとその後はすぐに
    ビブラートがかかります。リバーブは最初からすぐに効くのですが・・・(どちらもフットスイッチ使用です)

     温まると動き出すような感じです。一旦動けばその後は問題ないのでいいのですが、なんとなく気持ち
    悪いので。

     不思議です。どのような原因が考えられるでしょうか?
     いつも質問ばかりで申し訳ありません。お時間ある時にご教示ください。

    • こばみちさん、こんにちは~

      いったんかかると問題ないというのは、発振がうまくスタートしないんですかね。真空管のゲインが足りないのか、何かしらの接触不良で不安定なのか。ちょっと分からないんですが、例えば、電源入れてトレモロがスタートしていない時に、トレモロSpeedのつまみをぐりぐり回すと発振始めるでしょうか? あと、もし、フットスイッチが付いているなら、発振スタートしていない時に、スイッチを何回か入り切りするとどうなるでしょう?

      あとは、取りあえずやるとすると発振回路の12AX7を交換してみることでしょうか。

      • 林さん、ご回答ありがとうございます!

        Speedつまみをグリグリしても変わらず、真空管を疑い
        エミ減も簡易テスターで調べましたが問題ありませんでした。

        そこで、真空管を何度か抜き差ししてみたところ、一発でビブラートが
        かかりました。単純なピンの接触不良だったのでしょうか?
        これでしばらく様子見したいと思います。
        一番最初にチェックすべきところなのに質問してしまいお手数かけ
        すみません。
        もしまた変調あれば、
        その際は申し訳ありませんが相談よろしくお願いいたします。

        • それはよかった~
          やはり接触不良かもしれませんね。
          トレモロの発振器ってCRの3段の帰還回路で、超低域の発振なせいで、2MΩとか3MΩとか抵抗がえらくでかいじゃないですか。なんとなく、接触不良とかなんかそういうので(よく分かりませんが)、発振条件が不安定になったりも、するのかなあ、と想像していました。
          僕も発振回路はよく分かんないんですが。

          いずれにせよ、直ってよかったですー

  19. 林様、お久しぶりです。

    以前相談にのっていただいた3CH切り替えスイッチ回路についてなのですが、進展があったのでご報告いたします。
    以前の回路ではD-FFを使用し、かつPREとCLRを用いて実現しようとしていたのですが、実際に作ってみると上手く機能しませんでした。これまでずっと謎だったのですが、つい最近、データシートを確認してみたら、未入力状態で状態が保持されずにリセットされる仕様であることが判明しました。
    また、必要な機能としてはRS-FFであるため、D-FFの代わりにNORを用いたRS-FFを作ることで設計しなおしたところ、当初望んでいた動作を確認いたしました。

    これによって、ついに3+SEの制作に入ることができました。その節は本当にどうもありがとうございました。

    • あちゃそさん、こんにちは

      良かったですね~ デジタル回路の方もできるようになると、また世界広がりますよね。

  20. お久しぶりです。前回五極管について質問しましたおきたです。
    その節は返答していただいたのに返信できずにすみませんでした。
    先週になってやっと、壊れてしまっていたパソコンを新調したので、またこのサイトで勉強することができます。
    随分と遅くなりましたがお礼申し上げます。
    また、これからも疑問ができたらここで質問すると思うので、その際はよろしくお願いします。

  21. 林様

    いつもお世話になっております。
    出力トランスについて教えていただけますでしょうか。
    現在手元に同じスペックの50Wの出力トランス(一次側:4.2KΩ / 二次側:8Ω)のトランスが2個あるのですが、双方のトランスの一次側、二次側ともすべてのタップをパラで配線して
    100Wの出力トランス(一次側:2.1KΩ / 二次側:4Ω)として使うことは可能でしょうか?

    そんな単純なものかどうかわからないのですがもし可能であればぜひやってみたいかと思っております。
    いつも素人質問ですみません。よろしくお願いします。

    • こんにちは~

      同スペックならパラにして100W出力トランス(一次側:2.1KΩ / 二次側:4Ω)で使えると思います。

      ただし、ちょっと調べたところ、2つのトランスのコアが磁気結合すると、単純な並列合成にならなかったり、いろいろ弊害があるようで、結合しないようにすることが無難らしいです。その理由を示す解析もありましたが微分方程式が出てきて厄介なんで(僕にもすぐによく理解できない)、結果だけの話ですが、結合はさせないようにする方がいいようです。

      で、その磁気結合ですが

      http://hayashimasaki.net/tubebook/tubebook4.html#1

      このページの右側の(b)ように磁束が出てるので、C方向に並べる(つまり2段、縦に重ねる)のは避けて、横に並べればOKだと思います。

      • 林様

        早速の返答をありがとうございます!
        二つの出力トランスをパラでつないで使うことが出来ると聞いて安心しました。
        磁気結合の方は難しい問題のようですね。。。トランスを横に並べて設置するように
        気を付けたいと思います。重量も増えて少し大掛かりな作業になりますが出力トランス2個のアンプは初めてで面白そうなので頑張ります!

        今回もありがとうございます。

  22. 林様
    初めまして、Billと申します。
    林様の著書「真空管ギターアンプの工作・原理・設計」
    拝読させて頂き、無事にアンプを制作する事に成功いたしました。
    ありがとうございます。
    そこでなのですが、林様の著書の中でも触れられている通り
    弾いていない時に「ジー」とか「ブーン」というハムが
    いくらか聞こえるのは仕方ない。
    との事ですが、チョークコイルやFETを組まないで今よりいくらかマシにする方法はないでしょうか??
    以前のスレッドを読み返させて頂いたところ、22μを追加のような記載があったようにおもったのですが…
    ノイズの種類としましては、ボリュームに関係無く、球に火が入れば「ブー」と言う音。
    (これは人によっては全く気にならないかも…)
    もう一つはボリュームを上げれば上げるほど大きくなる「ブー」と「ジー」が混ざった音。
    これはもう仕方がない気も…
    以上2点なのですが、アドバイスいただければ幸いです。
    お忙しいとは存じますが、何卒宜しくお願い致します。

    • 追記
      自己解決いたしました。
      また何かありましたら宜しくお願い致します。

      • すいません、返事が遅れてました。
        自己解決とのことなので、まずはよかったです。
        ギターアンプのブーやジーは、家弾きギタリストとして一度気になっちゃうと、気になりますよね。バンドでやっちゃうと、分かんないんですけどね。
        極力ノイズを減らす、という手段はいろいろあります。
        おっしゃっているように整流回路の平滑コンデンサを増量するのもその一つです(ただ、これを増量するとコンプレス感など音も一応変わります)
        あと、思いつく限りだと
        ・入力回路にシールド線を使う
        ・シャーシーの隙間を無くし全体にシールドをしっかりする
        ・ヒーターをDC点火する

        あと、ギター側がそもそも拾っていたり、家のAC電源にノイズが入っていたり、アースが取れてなかったり、いろんな外部要因もあります。

        一筋縄じゃ行かないみたいです。

        • 林様
          お返事ありがとうございます。
          秋葉原で何時もお世話になっているお店や
          ネット上での諸兄の皆様にお世話になりました。
          やはり皆様も、シールド、アースを中心にアドバイス頂き、平滑コンデンサには余り賛同してはいただけませんでした。
          一応ということで、整流管から数えて2つ目のコンデンサを
          47μにしてみてはどうかと言う事でした。
          只今コンデンサ換装、配線のやり直し、シールド線への交換を行っております。
          結果が解り次第、こちらでご報告させていただきます。

          • 林様
            結果が出ましたのでご報告させていただきます。
            平滑コンデンサを22μから47μへ→少しハムが減る
            交流ラインの配線を市販アンプのように細かくよじる→更に少しハムが減る
            信号ラインの配線をシールド線に変える→余り変わらない
            結果としましては、対費用効果は薄いですが、確実にハムは減少しました。
            神経質な人でなければやる意味は無いように思いますが、拘る方であればやる価値はあると思います。
            以上が私の結果でした。
            ありがとうございました。

            • ご返事遅れましたが、ご報告ありがとうございます。
              ヘッドフォンロッカーとかには重要かもしれません。静かな方がいいに決まってるんですが、なかなか難しいものです。

  23. はじめまして。あおやまと申します。林さんのHPでチューブアンプの勉強させていただいてます。
    本格的なチューブアンプ製作は初めてです。(過去になのへっどもどきを2台作りました。)
    現在、M-18もどき(12AX7-3本、6BQ5-2本)を作成していまして、ひと通り組みあがって、各部検証中です。
    そこで質問ですが、アンプの最大出力を実測したいのですが、
    1)0.1V/1KHz等の信号を入力して、
    2)スピーカーの替わりにセメント抵抗をつないで全てのPOTをフルテンにする。
    3)その状態でOPT2次側の電圧を測定する。
    ということでも良いのでしょうか?それともスピーカーをつながないとダメでしょうか?
    または、ほかに良い方法がありましたら、是非ともお教えください。よろしくお願いします。

    • こんにちは~

      > 1)0.1V/1KHz等の信号を入力して、
      > 2)スピーカーの替わりにセメント抵抗をつないで全てのPOTをフルテンにする。
      > 3)その状態でOPT2次側の電圧を測定する。
      > ということでも良いのでしょうか?

      これでOKです。電圧測定するテスターの対応する周波数がちゃんと1kHzをカバーしているかどうか確認してください。安いテスターだと400Hzぐらいまでしか測れなかったりします。そのときは400Hz以下の信号を入れて測ります。

      > それともスピーカーをつながないとダメでしょうか?

      スピーカーをつないで行うのがもちろん実体に合っていていいんですが、うるさいですよね? うるさいの大丈夫だったらやってみてもいいと思います。分かりませんがダミー抵抗と違った値になりそうな気がします。

      > または、ほかに良い方法がありましたら、是非ともお教えください。よろしくお願いします。

      Gerald Weberさんが言ってましたが、エレキギターつないで、出力にテスターつないで、フルテンにしてギターをぎゃんぎゃん弾いてテスターの値を読む、ってのがありました。それでもいいかも。

      • おはようございます。
        「出力にテスター」試してみます!ありがとうございました。

        • テスタ直結測定結果をご報告です。
          全POTフルテンで16.2V出てました。8Ω負荷で約33W!!
          18Wを目指してるのに倍近く出てます。OPTにも良くなさそうなので前段を見直しです。
          音出ししてみたところ、VOL0.2くらいで、かみさんに怒られました。
          アドバイスをありがとうございました。

        • ボリューム0.2でカミさんが怒るとは凄いパワーですね!(笑

          18W設計のところ33W出る場合、心配はOPTより真空管ですね。真空管が先にいかれるのが普通です。回路が分かりませんが、終段の6BQ5のバイアスが狂ってませんか? あとは電源電圧が高過ぎとか。それからパワーの大小は終段だけで決まるので、前段は関係ありません。前段はゲインを決めているだけで、パワーを決めているのはあくまで終段のみです。たとえば前段のゲインが何であれ(たとえ前段がなくて終段だけでも!)、入力端子に恐ろしくでかい信号を入れれば、必ず終段は飽和してあるパワーに落ち着きますよね? なので、パワーに関係しているのは終段だけなんです。

          • おはようございます。そうなんですか。まったくの勉強不足で申し訳ないです。

            設計なんて大きくいいましたが、じつはデータシートのAB級の推奨動作まんまです。6BQ5の動作点を、300V/-11Vに設定した自己バイアス回路です。
            無信号時の実測で、プレートは309V、カソードは10.2Vでした。
            カソードRは150Ω(推奨130Ω)を使用してますので、10.2÷150=0.068、1本あたり34mA。
            SGには309Vから1kΩを介して電圧かけてますが、抵抗の両端にテスタが届かないので測定できませんでした。
            309×約0.034=10.5、とプレート損失も計算上では問題ないと思いますが、いかがでしょうか。

          • すいません、これ、そのままになってました。

            > 309×約0.034=10.5、とプレート損失も計算上では問題ない

            これですが、この10.5Wは信号が加わっていない場合、および、信号がそれほど大きくなくA級動作しているときのプレート損失です。大きい信号が加わってAB級、B級動作すると、その分が加わります。どれぐらい加わるかは、これはなかなか難しく、僕のサイトだと、ここに書いてあります。

            http://hayashimasaki.net/tubebook/tubebook26.html#5

            あおやまさんの場合、フルテンにして33W出てる、という状態だと、たぶんですが、6BQ5の上限12Wは超えてるんじゃないでしょうか。ただ、33Wってのが凄いですよね。ほんとにそんなに出てますかね??

          • こんばんは、あおやまです。
            試作ということで、バラックに組み立てていましたが、本組みしようとバラしてしまいました。その時に気づいたのですが、どうもダミーロードの接続がうまくなかったようです。(ターミナルからスポッと外れたので、そう思うのですが。)
            2次側負荷がテスターのみの状態だったため、大きな数値がでたのでしょうか。今となってはわかりません。
            ので、本組みして、改めて計りなおします。
            で、本組みはSOLDANO型にしようと思います。せっかくなので欲張ってみます!がんばります!

            • > 2次側負荷がテスターのみの状態だったため、大きな数値がでたのでしょうか

              あ、そうでしたか! きっと、それです。2次側オープンで5極管だとかなりでかい電圧でますんで。

  24. 林先生はじめまして。「超初心者のための真空管アンプの工作、原理、設計まで」を見つけてから、回路の原理などに興味をもったので勉強させてもらっています。

    そこでわからない、というか疑問になったことがあります。
    先生のサイトの5極管での電圧増幅回路の設計の部分に「6AU6というポピュラーな電圧増幅用の5極管」と書いてあるのですが、真空管には電圧増幅用と電流増幅用という区切りがあるのでしょうか?
    今手元に6550と12ax7が余っているのでそれをもとにプリアンプのようなエフェクターを作ろうと思ったのですが、6550は他のアンプではパワーアンプ部の電力増幅に使われていたということは、電圧増幅用ではないのでプリアンプ制作には使えないのでしょうか?

    ちなみに自分の目的は、5極管の歪みを利用したプリアンプを作り一般的なアンプと比較してみることです。

    • こんにちは~

      > 先生のサイトの5極管での電圧増幅回路の設計の部分に「6AU6というポピュラーな電圧増幅用の
      > 5極管」と書いてあるのですが、真空管には電圧増幅用と電流増幅用という区切りがあるのでしょう
      > か?

      真空管の規格表を見ると、電圧増幅用と電力増幅用の区別がありますが、実際の真空管の動作にはそういう区別はないので、電圧増幅用と書かれた真空管で電力増幅できるし、逆に、電力増幅用と書かれた真空管で電圧増幅できます。

      これらの違いは、単に、扱える電力の量が相対的に大きいか小さいかの違いです。大きいのが電力増幅用で、小さいのが電圧増幅用です。なので、上述のように「電圧増幅用の真空管で電力増幅」は可能なのですが、実際にやってみると出力パワーがぜんぜん出ません。たとえば12AX7で電力増幅しようとすると、たぶん、0.1Wも出ません。

      > 今手元に6550と12ax7が余っているのでそれをもとにプリアンプのようなエフェクターを作ろうと思った
      > のですが、6550は他のアンプではパワーアンプ部の電力増幅に使われていたということは、電圧
      > 増幅用ではないのでプリアンプ制作には使えないのでしょうか?

      使えます。前述通りです。電力増幅用の真空管を電圧増幅に使うぶんには普通に使えます。6550をちょっと見てみると、わりとハイゲインな電圧増幅になりそうです。

      > ちなみに自分の目的は、5極管の歪みを利用したプリアンプを作り一般的なアンプと比較してみる
      > ことです。

      おもしろいんじゃないでしょうか。是非、やってみてください。

  25. 少し回路の勉強を深めて、新しい回路を描いてみました。
    最初のチャンネル自動選択回路がない、LED系統の回路を省略しているなどありますが、だいぶ単純化されたのではないかと思います。
    https://drive.google.com/file/d/0B7WBQEEz1rHUbnRuMmZXYm5LclU/view?usp=sharing

    なにより工夫したのは、QとQ#を使って、複数のLEDを制御しているところです。3+SEの回路図には信号遮断用の複数のLDRがありますから、それをコンパクトに実現できていると思います。

    何かアドバイスなどがあればお願いします。

    • なるほどー PREとCLRだけでやっちゃあう、ってことですね? CLK(クロック)は使わない、D-FF基本機能は使わないということかー。たしかにそれでもいいかも。

      ただ、やっぱり電源ONの時の回路は入れた方がよくないですか? 電源ONのときに音が出ないのはやはりまずいと思いますけどー

    • 実際の3+SEは、フットスイッチを接続しないとCH1にしかならない、というかCHを変えられない仕様らしく、おそらくCH1は常に接続されており、途中の信号遮断用LDRでCH1だけはOFFにしているという動作のようです。
      ですので、今回の回路にはCH1-ONというLEDを入れましたが、あそこの部分は削除して、本体に内蔵すれば電源を入れたら自動的にCH1に入ると思います。

      LTSpiceで実験して確認しましたし、これでいいかなという感じです。

  26. 先日はお世話になりました。
    今日、回路を組んでみたのですが、1回目にユニバーサル基板で組んだときは電源を入れるとCH2とCH3のLEDが点灯し、スイッチを押しても変化なしでした。おそらくどこかでショートしているか部品が壊れているかを疑い、2回目として先ほどとは別の部品で1つ1つリードでつないでいくというやりかたで組んでみましたがやはり同じくCH2とCH3のLEDが点灯するだけでスイッチが機能しませんでした。

    というわけで、途方にくれております。
    一応改善前の回路でもやってみようとは思いますが、パーツがないので後日ですかね。

    いやー、うまくいかないもんですねー。

    • いやいや、そんなもんですよー デジタル回路もSpiceでやってるのと実際じゃ違いますからねー

      まず、ICの入力端子の使っていない入力がオープンになってませんか? ORの未使用入力はグランドにつなぎ、D-FFの未使用入力もグランドです(ちなみにANDは10kていどの抵抗を介してVccです) CMOSは端子オープンだと不定になり、ヤバイみたいです。あと、最近のCMOSは強いそうですが、足に素手でべたべた触ると、静電気で運が悪いと壊れることがあります。

    • うおー、それですわ!完璧にオープンでした。めんどくさいですねー。やってみます。

    • どうも、どこかでショートしているようで、少し動かすとLEDがついたり消えたりしますねー。
      配線をもう少し整理してからやったほうがいいのかな。

      D-FFについてですが、あいた入力をグランドに落とすとのことですが、「Q-」は出力ですよね?こちらはオープンのままでいいのですか?

      • 出力はオープンのままでOKです。
        点いたり消えたりですか。。。 実際、この手の回路にはよくあることかも。まず配線は見直すとして、配線が合ってた場合、うーん、どうしましょうね。

        Spiceでやったからスイッチングのタイミング的なことは大丈夫じゃないか、と勝手に予想したんですが、そんなこともないのかな? ってなわけで、デジタル回路もやはりその道の専門家、経験者じゃないとけっこう難しいんですよ。

        そうそう、あと一点。3つのスイッチのところの回路は大丈夫ですか? スイッチを押してないときにオープンになってませんか?

      • わはははは!見事にオープンですよwww
        いやー、抜けてますね。すみません。

      • つないでみたところ、安定動作するようになりました。

        が、電源を入れると全てのLEDが点灯し、ボタンを押している間だけそのCHのLEDが消灯するという動作をしています。

        うーむ、難しい。

      • それはNGですねー

        スイッチの部分の回路を手描きでもなんでも送れませんか?

        • 基本的に林氏に修正していただいた回路図そのままでやってますけど、全体の回路図ですか?

          一応、SWはON-(ON)のモーメンタリタイプで、1がグランド、2が回路(D-FFやORのほう)、3が+5Vです。押していないときは1-2、スイッチを押している間は2-3となります。

      • なるほど。スイッチが一瞬オープンになるタイプかショートするタイプか気になりますね。でもなー、それでも動きそうな回路なんですが。

        試しに、CとRの例の電源オンの時の時定数回路の部分を切り離してグランドに落としてみたらどうでしょう。

        • やってみましたが変わりませんでした。
          ちなみにスイッチですが、仕様書を見たところノンショートで切替時に一瞬オープンになるようです。

        • そうですか。スイッチの一瞬オープンの対策で、念のためスイッチの「2」を10kから50kぐらいの抵抗でグランドに落としておいてください。

          さて、これでNGとなると回路に問題がありますね。LTSpiceでうまく行っててもダメなのかあ。。。 実際の回路では、パルスが入るタイミングがわずかにずれたりすることが原因でロジックが思い通り動作しないことが多々あるんですよ。

          もうちょっといい回路考えてみますよ。そちらは配線ミスなど調べてください。

          この手のロジック回路って僕は25年ほど前に仕事でしばらくやってただけで、もう忘れちゃってたり、あとそもそも苦手でしたね~、ははは^^;

          • ありがとうございます。やってみます。

            それから余談ですが、D-FFからトランジスタを介さずに直接抵抗とLEDを接続しているんですが、平然と光っております。

        • これでどうですかね。我ながらこっちの方がずっといいような気がする。

          http://hayashimasaki.net/WP2/wp-content/uploads/2015/10/LDRcircuit-3.asc

          LTSpice上では動いてますが、やってみないとわからないですがー

          ちなみにD-FF直でLEDは点きます、はい。 ただ、D-FFの規格見て電流容量超えてるとやばいですが。たぶん数十mAは大丈夫なんで光るんですよ。2個、3個、あるいはやたら高輝度とかになるとわかんないけど。

          • ありがとうございます。これもやってみます。
            この場合、あいているPREは入力としてグランドに落としたほうがいいのですが?

          • > あいているPREは入力としてグランドに落としたほうがいいのですが?

            はい、PREはグランド落とししてください。

            あと、僕の回路図だとD-FFの「D」が10k抵抗でVccにつながってますが、今メーカーのページ見てみたら、10k抵抗不要みたいです。そのままVccにつないじゃっていいみたいです。

            • やってみましたところ、今度の回路では全てのLEDが点灯したまま、スイッチ操作ができませんでした。

              なんとなくですが、私の半田技術不足が原因である気がしてきました。もしかしたら熱でICを壊しているか、半田が内部に入ったか何かでショートしてるんですかねー。

            • ICソケット使わずにICの足にハンダじか付けですか? もし、そうだと、結構技術的に高度かも。製品じゃない限りふつうソケット使います。

              • ありゃー、直付けですねー。なるほど、ソケットですか。
                ちょっと、買いなおしてやってみます。ありがとうございます。

  27. LDR制御の回路図がほぼ完成しました。ぜひ確認をお願いします。
    https://drive.google.com/file/d/0B7WBQEEz1rHUZTlsRDdzeEVaZFE/view?usp=sharing

    この回路図ではLDR(この図ではLED)に電流が流れています。
    しかし、スイッチを切り替えたときに一瞬だけ電流が流れてしまっているのですが、これはなぜなのでしょうか?

    • 回路図じゃなくて、これはSpiceの出力かな? ちょっとこれだけでは何がなんだか全くわかりません。。。

      • LTSpiceです。上のほうに下矢印ボタンがあると思います。それを押すとダウンロードできますので、LTSpiceで開いてみてください。

      • あとそういえば、この回路でDフリップフロップから出てくる電圧って1Vなんですか?LTSpice上では1Vでしか出力されなかったんですが、一般に販売しているものは何で決まるのでしょうか?

      • ああ、なるほど、Spiceのデータでしたか。もうちょっと考えてみたらこんな感じかも?

        hayashimasaki.net/WP2/wp-content/uploads/2015/10/LDRcircuit-2.asc

        今夜はこれで寝ますが(笑

        • おー、ありがとうございます。
          しかし、いきなり現れたV8はなんですか?!
          おそらく以前おっしゃられていた、電源ON時にCH1に入れる回路かと思うのですが。

          それにしても本当にすごいですね。頭が上がりません。

          ちなみに、電源ON時のCH1選択は、最初からCH1につなぐLDRを点灯させておこうと考えていました。そして他のチャンネルに切り換えるときは、CH1の手前側にあるLDRをONにしてCH1に信号が向かわないようにするつもりでした。

        • > 電源ON時にCH1に入れる回路かと思うのですが。

          その通りです。なんか電池が積層してますが、これはふつうに5V電源につなぎます。C1とR7で、電源入れてから5Vからだんだん電圧が小さくなって0Vで落ち着くんですが、その期間にCh1のDフリップフロップをセットして、Ch1選択状態にします。CRの値は最終的にはカットアンドトライかな。いまは数mSぐらいになってます。

          > この回路でDフリップフロップから出てくる電圧って1Vなんですか?LTSpice上
          > では1Vでしか出力されなかったんですが、一般に販売しているものは何で決ま
          > るのでしょうか?

          LTSpiceは論理素子の入出力が1Vなんですよね。TTLロジックICは5Vに決まっているので、5Vです。LTSpice上で、この1Vを5Vにする方法もあると思うんですが、よくわかりません。

          僕の回路ではぜんぶ1Vに揃えてます。そのせいで信号に「ひげ」(一瞬電圧が出るやつ)は出てませんよね? 前の回路では1Vと5Vが混在していたので、そのせいで出ていたようです。

          回路でいうとR4,R5,R6の10k抵抗が必要です。これが無いとベース電流が流れ過ぎてトランジスタを壊してしまうかも。

          それから、回路図上のV1からV8まですべて5Vの単一電源から取って大丈夫です。ICに供給する電源も同じ5Vです。要は、5Vの電源が一顧あれば十分です(前の手描きの回路では5V電源を2個使ってましたが、2個の必要はないです)

          ロジックICですが、Dフリップフロップ(D-FF)は74LS74(D-FFが2個入ってるんで、ICは2個必要。D-FFが一個余ります)、OR素子は74LS32(ORが4個入ってる)が2個必要ですね。

          僕の描いたロジック回路は、たぶん、けっこうイマイチなんで、だれか詳しい人がやってくれる方がいいんですけどね。。。

        • 何から何まで本当にありがとうございます。

          ちなみに初歩的な質問なんですが、単一電源ということはDC5Vと考えていいんですよね?今回、電源トランスの5VACから全波整流して電源を用意するつもりだったので、ダイオードの降圧で調節して約5Vにしようと考えてます。

          しかしD-FFから5V出力できてトランジスタを壊すような電流が流れるならそのまんまLEDを光らせられないもんですかねー

          素子については、一応先日購入して配送待ちの商品は、D-FFが74HC74という2回路入りx2個、ORが74HC4075というトリプル入力ORx5個で、LSじゃなくてHCシリーズなのですが大丈夫だろうか?

          あ、別件になりますが、モーメンタリだからスイッチボックスに視認用のLEDつけられないですねー。諦めるか。

        • > ちなみに初歩的な質問なんですが、単一電源ということはDC5Vと考えていいんですよね?

          その通りです。

          > 今回、電源トランスの5VACから全波整流して電源を用意するつもりだったので、ダイオードの降圧で調節して約5Vにしようと考えてます。

          はい、5VになればOKです。論理回路に供給する部分に、でっかい電解コンデンサ入れて安定させておいた方がいいです。本当はICごとにパスコン付けるんですが、どうでしょう高速動作じゃないから大丈夫かも? 

          でも、いくら低速でも、フットスイッチのチャタリング(入れた瞬間に暴れたりすること)とかなんやらかんやらのアナログっぽい原因で、論理回路も一発でうまくいかないとき、あります(なので、専門家に設計してもらった方がいいなー、って言ってるわけです)

          > しかしD-FFから5V出力できてトランジスタを壊すような電流が流れるならそのまんまLEDを光らせられないもんですかねー

          TTLの出力って、数mAから数十mAで、LED一個ぐらいならぎりぎり何とかなるかな、って程度なんですよ。普通は駆動回路を設けるんじゃないかなー

          トランジスタについては、ベース電流の許容値は小さいんで抵抗は必要です。

          > 素子については、一応先日購入して配送待ちの商品は、D-FFが74HC74という2回路入りx2個、ORが74HC4075というトリプル入力ORx5個で、LSじゃなくてHCシリーズなのですが大丈夫だろうか?

          HCシリーズはCMOSですね。もちろん、OKです。というか、もうTTLは無くなりつつありCMOSへ移行するみたいです。CMOSの方が消費電力が小さいです。

          > あ、別件になりますが、モーメンタリだからスイッチボックスに視認用のLEDつけられないですねー。諦めるか。

          LED駆動トランジスタのところに視認用LEDもつければいいんじゃないでしょうか。ていうか、視認できないと困りません?

        • でっかい電解コンデンサというのは全波整流のところのリップルを取り除くコンデンサとは別に、ということでしょうか?

          しかしLED1個分だと並列にしたら電流不足ですね。やはりトランジスタは必要そうですね。部品が届いたら、トランジスタなしでちょっと試してみます。

          視認用LEDですが、当然プリアンプ本体にはつけます。しかし今回の回路はほぼすべて本体に内蔵し、フットスイッチまでスイッチ部分だけを引き込むつもりなので、端子の数的にフットスイッチのLEDを光らせる回線を設けられそうにないんです。

        • > でっかい電解コンデンサというのは全波整流のところのリップルを取り除くコンデンサとは別に、ということでしょうか?

          「リップルを取り除くコンデンサ」兼「出口のコンデンサ」、なので、それです。今調べたら、それほどでかくなくていいみたいで10μFぐらいでいいそうです。それより、IC一個一個に0.1μFのパスコンをつけた方がいい、って書いてありますね。僕も昔、そうしてました。そうしないと、最悪、ロジックが誤動作するんですよー

          > しかしLED1個分だと並列にしたら電流不足ですね。やはりトランジスタは必要そうですね。部品が届いたら、トランジスタなしでちょっと試してみます。

          下手するとD-FFを壊すんで、ほどほどに。

          > 視認用LEDですが、当然プリアンプ本体にはつけます。しかし今回の回路はほぼすべて本体に内蔵し、フットスイッチまでスイッチ部分だけを引き込むつもりなので、端子の数的にフットスイッチのLEDを光らせる回線を設けられそうにないんです。

          なるほどー フットスイッチの中にロジック回路入れるのかなー、って思ってました。

        • 今手書きで試行錯誤してますが、LEDを直列にすればなんとかフットスイッチ内に実装できそうかなという感じで、現実的じゃないですね。
          とりあえず、部品が届き次第実験してみたいと思います。

          >IC一個一個に0.1μFのパスコンをつけた方がいい
          これはICへの電源供給部分にですよね?

          • > これはICへの電源供給部分にですよね?

            はい、ICのVccの部分に最短でつけます。IC本体に至近距離です。

        • いろいろ考えましたが、いっそのこと、プッシュスイッチをDPDTのモーメンタリにして、今回の回路をフットスイッチの中にも作っちゃうのが一番かなと思います。電源は単4電池かなにかで。

          とりあえず、これでなんとかなりそうです。本当にありがとうございました。
          実験してみて何か不都合があれば、また支援をお願いするかもしれません。
          そのときはよろしくお願いします。

  28. 初めまして、Zytenと申します。

    【超初心者からの真空管アンプの製作入門】に関してですが、こちらでよろしいでしょうか?
    6BM8parasingleに興味が湧き、製作してみようと考えています。初段でサボってしまう二本については、SRPPで働いてもらうことにする予定です。
    質問は二点です。

    1:回路図の誤植?について
    本に呈示されている回路図で、6BM8の五極管部の配線は誤植と思いますが、正しくは、
    入力段からのコンデンサを介した配線を両方の6BM8五極部第一グリッドにつなぐ。
    6BM8五極部第三グリッドから抵抗を介してプレートに繋がれているが、五極部第二グリッドから繋ぐ。
    でいいでしょうか。

    2:パラシングルのロードラインの引き方について
    出力トランスの一次が5kΩですが、この場合、一本の6BM8については10kΩのロードラインを引いて(10kΩの並列で5kΩと考えました)、バイアスなどの検討を行うと考えていいのでしょうか。

    以上二点につき、よろしくお願いいたします。

    • こんにちは~

      > 1:回路図の誤植?について

      誤植でした! 申し訳ない! ショック。。。 ご指摘ありがとうございます。
      おっしゃられている通りです。

      > 2:パラシングルのロードラインの引き方について

      パラシングルは、2本で一個の真空管と考えた方が楽だと思います。その場合は、ロードラインのEp-Ip特性のIpの値を2倍にします。グラフの縦軸のIpに振ってある電流値を、5mAは10mA、10mAは20mA、というふうに2倍にします。グラフの中の特性カーブをそのままにして電流値を2倍にするのです。

      そのようにした後に、ふつうに出力トランスの5kΩでロードラインを引いて、バイアス点などを決めます。

    • 早々にご返事いただき、ありがとうございます。
      2:パラシングルのロードラインについて、追加の質問になります。

      6BM8では、一本の時は5kΩでロードラインを引く例が多いようですが、二本で一個の真空管と考える場合、5kΩ二本の並列なので、2.5kΩでロードラインを引くという考え方は間違っていますか。

      • > 二本で一個の真空管と考える場合、5kΩ二本の並列なので、2.5kΩでロードラインを引く

        これは間違ってると思います。むしろ最初のように10kΩでロードラインを引けば合うと思いますが、なぜ1本の真空管で引きたいのでしょうか? 2本で一個の真空管として5kのロードラインを引いた方がはるかに分かりやすく、簡単だと思うんですが、1本1本で引きたい理由ってありますか?

      • 御回答ありがとうございます。
        一本毎のロードラインに拘っているわけではなく、真空管種毎に最適な一次インピーダンスがあって、それが6BM8は5kΩとした場合、二本並列で使うなら、二本合わせた真空管の一次インピーダンスは2.5kΩにするのかな、と考えました。

        真空管アンプ製作を始めて二年、まだ初心者の域を脱していません。今のところ製作したアンプは、皆きちんと音が出ています(単なる自己満足?)が、運が良かっただけで、まだまだ理解していない部分がいっぱいあることが分かりました。

      • なるほど、おっしゃっている意味がようやく分かりました。それは確かにおっしゃられる通りで、2本パラにした特性でロードラインを引くとき、1本で5kが最適なら、2本では2.5kが最適になりそうですね(試してないのでなんとも言えませんが)

        ただ、「6BM8では負荷が5kがよく使われる」というのも、たぶん、5極管接続の場合で、ここでは3極管接続なんで、事情は変わります。3極管接続にすると内部抵抗がだいぶ減るんで、負荷抵抗も低めがよさそうにも思えます。

        とはいえ6BM8で5k負荷が多いというのも、実際、あいまいな話で、必ずしも最適だからなわけじゃないですよね。というか「最適」というのは無いと思います。設計するときに達成すべきファクターとしては、最大出力、歪率、真空管寿命、そして極めつけに音質、などがあり、どれを目指すかで最適は変わりますし、最後の「音質」に至っては、そもそも「最適音質」自体が不明なので、結局、不明です。

        以上は、実は、僕の考え方なんですが、最初から最適などなく、自分の個性を反映したアンプを作るんだ、というスタンスで自由に設計するのが僕の好みです。

        世の中には大変なオーディオマニアがたくさんいて、みな「最適」を求めて、最悪いがみ合いますが、僕はそれにはくみしません(笑

        脱線しましたが、2.5Kでロードラインを引いてみてOKだと思います。

      • ご丁寧に回答していただき、恐縮です。

        <自分の個性を反映したアンプを作るんだ、というスタンスで自由に設計する>

        多分、一番聞きたかった答えです。
        真空管は、設計値が多少変わってもそれなりに動作するし、最適な動作条件は状況によって変わってしまうのであってないようなものだから、自分の考えで自由に設計していいんだ、ということですね。ホームページや真空管ギターアンプの工作、原理、設計にも書かれており、非常に感銘を受けた部分だったはずなのですが、本当に理解してはいなかったようです。

        自分の考えを優先して、2.5kΩで組んでみることにします。入手した出力トランスには、2.5k、3.5k、5kの端子があるので、気が向いたら繋ぎ替えて比べてみようと思います。ただ、比較したりして悩んだりするのは面倒なので、最初の状態で満足する音が出たら、そのままで使い続ける可能性が高いと思います。

        今回は、貴重な意見をいただき、ありがとうございました。先生の活躍を祈念しております。

  29. こんばんは。

    林氏が作ってくれた回路を少しいじってみました。
    http://uploda.cc/img/img5613d4ce3775d.jpg
    電源トランスから、TTLを動かす+5Vと、スイッチ切替用の+5Vをそれぞれもってくることを考えています。
    この落書きみたいなものでわかるかどうか心配ですが。

    ちなみに、動作想定を変更しました。最初の想定はCH2がONの状態でCH2を押したらCH1になるとしていましたが、別にそんな動作をする必要がないなと思いまして、また、製品のコピーである必要もないなと思いまして、変更しました。

    いまだによくわかっていない部分もあるのですが、モーメンタリスイッチで+5Vを一瞬いれることになりますが、LDRはずっと光ることになるのですか?OUT1~3(LDR)へむかう電圧はどこの電圧ですか?

    • 回路図、いくつか問題がありますね。

      ・S1,S2,S3のモメンタリスイッチは「グランド/オープン」をしているだけで、+5Vを入れる形になっていない
      ・OUT1, OUT2, OUT3が直接LDRにつながっているが、フリップフロップの出力ではたぶん駆動できないので、間にトランジスタかなんかが必要

      > モーメンタリスイッチで+5Vを一瞬いれることになりますが、LDRはずっと光ることになるのですか?

      はい、この回路がホールドするので、一瞬入れただけでずっと光ります。

      > OUT1~3(LDR)へむかう電圧はどこの電圧ですか?

      上述のように、ここには駆動回路が入ります。ふつうはトランジスタを使うかな、と思います。

    • すいません、電源忘れてましたね。
      http://uploda.cc/img/img5617c8d8ba85e.jpg

      勉強はしているのですがいまだによくわかっていません。電源はこのような位置で問題ないのでしょうか?
      これからトランジスタの駆動回路を考えますが、とりあえず昨日RSにてパーツを注文したので、試しにLDRを発光ダイオードにして回路を作ってみます。

      ところでLTSpiceを用いて3+SEのシミュレーションを行ってみました。林氏のインプット音源をお借りしてやってみたところ、3CHとも正常に動作しました。また、LDRが複数個ありましたが、やはりCHオフ用でした。画像右下にあるL1とL2をオンにするとCH1が出力されませんでした。残り2CHとも同様の動作でした。

  30. はじめまして、あちゃそと申します。
    OKWAVEにすでに投稿している内容なのですが、ぜひこちらでもお力を借りたいなと思っています。

    現在、CAEのプリアンプの3+SEの自作に挑戦しようとしているのですが、出回っている回路図が非常に中途半端で、Clean、Crunch、Leadの3chのセレクターの部分が「LDR」と書いてあるだけで、スイッチング回路が書かれていないのです。

    フォトカプラによるスイッチは初めてのことでどのように設計すればいいのかがまるでわかりません。ご教授お願いできないでしょうか?

    ちなみに、市販のフットスイッチはCH1、CH2、CH3、EQの切り替えができるのですが、本体背面にはCH2、CH3、EQしかありません。EQはリードリレー回路なので独立して考えればいいのですが、CH1~3をどのように処理していいかわからないのです。
    (CLEANがCH1で、CH2を押すとCRUNCHになり、CH3を押すとLEADになり、CH1を押すとCLEANになる。かつ、CH2を押してCRUNCHにしている状態でCH2を押してCLEANに戻せる、といった動作を想定しています。)

    • こんにちは~

      回路図が無いと何とも言えないのですが、スイッチング系統の方法が分からない、ということでしょうか。それとも、スイッチング素子そのものをどう扱ったらいいか分からない、ということでしょうか。

      信号スイッチングで言うと、僕は小型リレーしか使ったことがないのですが、それであれば何かしらわかります。フォトカプラは調べないとわかんないですね。あと、FET系のスイッチング素子ってのもありますが、どうでしょうね。

      • なんとも自分でもわからないのです。
        イメージとしては、スイッチ1を押したらCH1がOUTPUTにつながり、スイッチ2を押したらCH2がOUTPUTにつながり、スイッチ3を押したらCH3がOUTPUTにつながる、という動作を目指していて、それが達成できるならばLDRでもアナログ回路でもなんでもいいのです。
        自分で考えてみても、どうしても複数チャンネルがOUTPUTにつながってしまうのです。

        画像をアップロードする場所が分からないので、回路図は直接URLを張ります。

        オリジナル回路図
        http://www.settoflames.com/amps/CAE%203_SE.bmp

        修正版回路図
        http://www.lordriffenstein.com/images/cae-3+.jpg

      • ちなみに市販品の背面およびフットスイッチです。

        製品背面
        http://www.customaudioelectronics.com/resources/full/1206221774-e9a2ff9.jpg

        フットスイッチ
        http://www.4×12.com/images/large/cae_3+_fs_3615_lg.jpg

      • 言っていること分かりました。なるほどそれは難しい。

        そのタイプの動作だと、時間順のスイッチ操作でホールドしたりなんかしないといけないので、単純な静的なスイッチの組み合わせだけだと無理じゃないですかね。

        なので時間順に動作する論理回路が必要で、フリップフロップなどを組み合わせて作るのかなと思います。そうなっちゃうとリレーとかを組み合わせるより、論理ICで回路を組むのかなと思います(フリップフロップ動作をリレーでもできるそうですが相当煩雑)

        僕だったら、ICのTTLで論理回路作って、最終的な信号の入り切りはリレーでやるかなあ。ただ、当の論理回路をどう組むかは、ちょっと考えるのにヒマかかります。その手の回路から遠ざかって年月が経ってるもんで。しかも、自分、論理苦手だし^^;

        TTLの論理回路って、あちゃそさん、どうですか? できます?

        • ごめんなさい。私は回路図を見てアンプを作るだけなんで、正直設計はド素人なんです。TTLが何なのかすらわかりません。
          ですがそれでは成長しないので、勉強します。
          とりあえず引き続きアドバイスをお願いしたいところです。

        • なるほど! そうなるとなかなか厳しいですね。しかし普通のスイッチ組み合わせてできないもんですかね。OKWAVEにはその筋のプロとかいるんで何かいい解決策出てくるかもしれませんね。

          僕もちょっと興味があったんで、少し考えてみました。色々調べてもよく分からなかったんで、しかも自信も無いんで、SPICE上でやってみました。

          http://hayashimasaki.net/WP2/wp-content/uploads/2015/10/ronrisw.png

          一応、上記SPICEでは動いてますが、さて、これを組んで動くでしょうか? 正直それほど自信ないです。というか、この論理回路はかなり素人くさいはずで、たぶん、プロがもっとエレガントなのを考えてくれると思います。。。 もし、誰もヘルプしてくれなければ、この回路で作ってみるってのもアリです。

          なんか機械式の3点スイッチとかないんですかね。ロータリースイッチじゃ嫌なんですよね?

          • すいません、解説お願いできないでしょうか?
            私が見る限りアウトプットが3つあるのですが、これを1本にまとめて出力する感じでしょうか?
            それとインプットが無いように見えるのですが、A1、A2、A3の部分でしょうか?
            最後に電源はどれくらいでしょう?

            よろしくお願いします。

          • これはシミュレーションの回路だけなので、実際の回路に落とすにはまだいろいろやらないといけません。それで、これの意味は以下です。

            ・out1,out2,out3は、0Vになったり5Vになったりする
            ・これらをリレー駆動回路(リレー3つ)につなげる。リレーのスイッチ側は真空管回路の3つの信号のところに入れる(元回路図であればLDRの部分。out1,out2,out3が5Vのときに電灯が点くような回路になる)
            ・入力に相当するのはV1,V2,V3で、これは、モメンタリスイッチで、押したときに5V、離したときに0Vにするような回路を付ける
            ・全体の電源をONにしたときの初期状態を決定する回路は入っていない。なので、このままだとたぶん電源入れても信号が出ない。Ch1,Ch2,Ch3のモメンタリスイッチのどれかを押したら信号が出る。なので、電源ON時に対応する回路を追加しないといけない。
            ・ちなみにA1,A2,A3の箱は「D-フリップフロップ」です
            ・フリップフロップのCLR端子を使った方が回路が簡単になるかも。
            ・これを実際に回路で組むには、論理IC(これがいわゆるTTLです)を使って回路を組む。

            https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B1%8E%E7%94%A8%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%83%83%E3%82%AFIC

            ・TTLを使うとすると、それ用の電源は+5Vの単一電源でOK。簡単にやるなら100V-5VのACアダプターをどっかで買ってきてそれを使ってもいい

            以上のような感じで、なかなか先が長いです。やはりもう少しOKWAVEでプロが出てくるのを待った方がいいと思います。

            ところで、この回路は

            「スイッチ1を押したらCH1がOUTPUTにつながり、スイッチ2を押したらCH2がOUTPUTにつながり、スイッチ3を押したらCH3がOUTPUTにつながる」

            を実現したものですが、最初の投稿の記述にある

            「CH1を押すとCLEANになる。かつ、CH2を押してCRUNCHにしている状態でCH2を押してCLEANに戻せる」

            はできていません。これって、これでいいんですか? 前の状態を覚えているということですか? それともCH1がデフォルトのホームポジションになっていて、CH2のスイッチもCH3のスイッチも、2回押すとホームポジションに戻る、ということですか? (かえって、使う方が混乱しそうですが。。)

            なかなか難しいですね。。。

            • なるほどー。
              OKWAVEは閲覧数はそれなりなんですけど、回答が1つもないので、ほぼ諦めています。

              そういえば、当初の想定と変わっていましたね。
              現物を使用していないのでわからないのですが、おそらく市販品のスイッチの動作は以下のようになっています。
              ・スイッチボックスをつなげていない状態ではCH1(Clean)が繋がっている。
              ・スイッチボックスをつなげるとCH2(Crunch)、CH3(Lead)に切り替えられる。
              ・スイッチボックスには[CH1]、[CH2]、[CH3]のスイッチがある。
              ・[CH1]はおそらくCH2とCH3の接続を切るスイッチ。
              ・[CH2]を一度押すとCH2につながり、もう一度押すとCH1につながる。
              ・[CH3]も同様。
              ・[CH2]と[CH3]はON-OFFまたはOFF-ONの制御がなされている。

              もうわけわかんないですね。

            • ほほう! 難しい!
              どんなロジックでも、正しく定義されていれば、必ず論理ICで構成できちゃうので、可能だとは思います。
              しかし、カンで言いますが、もうちょっと詳細定義が必要かも。なんか抜けてる気がする。
              あ、いや、「Ch1、Ch2,Ch3がミックスされることは無い」という条件だけ付けばOKかな?

              っていうか、実は、本物の方はチャンネルミックスされてしまっている、とかいうオチは無いですよね?

            • 回路図からしてそれは無いのではないかと思います。

              たしか設計としては、各チャンネルごとに真空管の数が増えることでドライブ能力の違いを作っているので、各チャンネルごとでみると経由する真空管が1本ずつ増えています。
              なのでそれをミックスするのはまず無いと思うのですが…

              ぶっちゃけ、信号を流したチャンネルだけを開くようなICがあれば一発解決なんですけどねー。スイッチを信号発信機として、1クリックでICのチャンネルをオープンみたいな。

            • > ぶっちゃけ、信号を流したチャンネルだけを開くようなICがあれば
              > 一発解決なんですけどねー。スイッチを信号発信機として、
              > 1クリックでICのチャンネルをオープンみたいな

              いや、僕の書いた論理回路と同じものを一発ICであるとは思うんですが、そのCH1をホームポジションにしてCh2,Ch3がスレーブっぽい、ってのは無さそうな気がしますね~

              機械式のアナログスイッチで、一個を押すと、そこだけONになって、他のスイッチが切れる、ってのはるじゃないですか。あと、関係ないけどWebのアンケートシステムとかでも三択、五拓問題のボタンとかあるじゃないですか。あれって、全部ホームポジション無しですよね?

              ところで、元回路図を見ると、CRUNCHとLEADの回路にも2個ずつLDRが入ってますね。

            • うわー、ほんとですね・・・
              すみません、完全に見落としていました。

              うーん、どうしてこんな位置にあるんでしょう・・・

            • このCRUNCHとLEADのLDRは、CRUNCHとLEADそれぞれの出力をオフにする働きですね。点灯すると出力オフになります。

              たとえばLEADチャンネルの左のLDRで点灯したとき仮に500オームだとすると、このポイント信号が1/440(220kΩと500オームで分圧されるから)、右のLDRで信号が1/540。両方合わせるとだいたい250000分の1になるんで出力出ません。

              これをスイッチのロジックに使っているのか、あるいは、余計な信号を野放しにしておくと発振したりして厄介だからか分かりませんが、動作は以上です。

              あとは、CH1、CH2、CH3のロジックが本当にあちゃそさんの言う通りか実機で調べて、それから論理回路かなんかで組むのでしょうね~ ところで、真空管アンプ部分はもうできてるんですか?

            • やはりそうですよね。隣の抵抗の数値がかなり高いのでそうかなと思っていました。しかし、両方ONにしないとしっかり切れないんですね。さきほど、スイッチすべての真理値表を作ろうとして、混乱していました。

              ちなみに、すべての回路を明らかにしてから組み立てに入ろうとしていたので、アンプ部分はまだつくっていません。

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